【再掲載】止め祭り「神農祭」 | 浪風谷本

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当社「日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱」は大阪市中央区本町にありますが、徒歩5分のところに「道修町(どしょうまち)」という町があります。

地図を開くと、道修町には日本を代表する製薬会社が軒を連ねています。

 

 

道修町はなぜくすりの町と呼ばれるのか

寛永年間、道修町1丁目に堺の商人である小西吉右衛門が薬種屋を開き、道修町はくすりの町として歩み始めた。1722年(享保7年)、124軒の薬種業者が株仲間として江戸幕府から公認を受け、薬に値段を付け全国に売り捌くことが認められた。

1822年(文政5年)、大阪でコレラが流行した際、薬種業者が疫病除けの薬として虎の頭の骨を配合した「虎頭殺鬼雄黄圓(ことうさっきおうえん)」という丸薬を作って神前で祈祷後、庶民に無料配布したとされる。(Wikipediaより)

 

薬問屋の町から発展、現在に至りますが、本日11月22日、明日23日と二日間に渡り道修町「少彦名神社」でお祭りが催されます。

神農祭」です。

 

(昨年撮影したもの)

 

神農祭

大阪の年中行事の一つで、1年間のうち大阪市内で催される最後のお祭りです。文政5年、コレラが大流行した際、道修町で薬種問屋が丸薬をつくり、張子(ハリコ)の虎を神前に供え、疫病祈願をこめたことが始まりです。例祭には厄除けの笹につけた張子(ハリコ)の虎が授与されます。道修町通りを堺筋から御堂筋まで車輌通行止にして、露天が並ぶのも楽しみのひとつ。平成19年4月には、大阪市無形文化財(民俗行事)に指定されました。(「大阪観光局公式サイト」より)

 

張子の虎には、そんな意味があったのですね。

(ちなみに神農とは古代中国の伝承に登場する三皇五帝の一人で、人々に医療と農耕の術を教えた)

 

今年は本当にコロナに苦しめられた年ですので、みなさんの神農祭にかける思いは例年以上でしょう。

神農祭で大阪のお祭りは終わり(止め祭り)、年明け「えべっさん」までありません。

「大阪の祭りはえべっさんに始まり、神農さんで終わる」

いよいよ年の瀬です。

 

 

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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員