先月14日より始まった「水星逆行」期間が、今月4日に終了しました。
期間中は「金が上がりやすく、白金は下がりやすい」としましたが、まずは答え合わせを。
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10月14日 |
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11月4日 |
金 |
6,512 |
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6,411 |
白金 |
2,950 |
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2,913 |
金-白金 |
3,562 |
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3,498 |
白金価格差はむしろ縮小しており、今回は金下げが優勢となりました。
この流れは現在も続いており、、「金-白金」価格差は縮小の一途です。
今年8月7日に金は7,000円、金白金価格差は3,703円を記録、いずれも上場来高値です(終値)。
「金-白金」価格差なので、当然金価格の天井打ちは、すなわち金白金縮小開始となります。
本日の金白金価格差は3,193円、6月22日(3,215円)以来となります。
当日の金は6,018円、白金は2,803円、このあたりが目標値か。
「金白金比差」も確認しましょう。
右軸:金(上下逆注意)
「比差」とは違い、「金白金比価」のピーク(2.38)は3月23日でした。
今年の白金終値最安値を記録した翌日のことで、比差とは違う結果となっています。
一方で、4月以降のピークは9月16日の2.026、本日かなり近づいてまいりました(2.032)。
つまり、「金の割高感」が意識されているようです。
「さすがに、白金の倍は高過ぎるやろ」ということです。
折しも金は順ザヤ、白金は逆ザヤに転じており、金白金価格差はまだ縮小の途中と言えそうです。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員