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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
【昨日発表された主な経済指標】
・トルコ経常収支-37.6億ドル(予想-37.5億ドル 前回-50.9億ドル)
【発言、ニュースなど】
協調減産の規模縮小へ
石油輸出国機構(OPEC)とロシアが8月から、協調減産の規模を縮小するとみられている(ロイター)
菅官房長官
「直ちに再び緊急事態宣言を発出する状況に該当するとは考えていない」
アルトマイヤー独経済相
「必要ならば、新型コロナウイルスの打撃を受けた企業の株式を取得する意向である」
ラマポーザ南ア大統領
新型コロナウイルス感染拡大を受け、現地時間13日から夜間外出禁止令を発令すると発表した
中国発米国向けコンテナ量、17ヵ月ぶり増加
米調査機関デカルト・データマインがまとめた6月の海上コンテナ輸送量は、中国発米国向けが81万6798個(20フィートコンテナ換算)と、前年同月に比べ0.2%増えた
華春瑩・中国外務省報道局長
新疆ウイグル自治区を巡り中国の内政に干渉する言動があったとして、対中強硬派で知られる米共和党のマルコ・ルビオ上院議員ら4人に制裁を実施すると発表した
ポーランド大統領選
決選投票で保守派の現職アンジェイ・ドゥダ氏が、リベラル派野党候補のラファウ・チャスコフスキ氏を僅差で破り、2期目を確実にした
クドローNEC委員長
「下期は20%上回るプラス成長を予想」
「V字回復の軌道に障害は生じないだろう」
「トランプ大統領は中国と良い雰囲気にはない」
米、世界最大の輸出国
OPEC報告書によると、米国は2019年にサウジアラビアを抜き、原油と石油製品の最大輸出国となった
ウィリアムズNY連銀総裁
「LIBOR廃止への準備は大きく進展」
「SOFRはLIBORより取引量も大きく、操作への脆弱性が少ない」
カプラン・ダラス連銀総裁
「2020年末までに米経済は-4.5~-5.0%程度に収縮」
「年末の米国の失業率を9%~10%の範囲と予想」
「経済は年の後半に成長すると予測」
「2021年に経済が回復し、平均以上の成長となると予測」
「2021年末の失業率は7~8%と予想」
「FEDはより多くのことをする必要があるかもしれない」
「経済を支援するためにFEDのニーズがさらに高まる可能性」
「FEDの社債購入は必要だが、リスクがある」
「景気回復に伴いFEDが抑制示すことは賢明」
G7財務相
途上国の返済猶予について 完全な猶予の実施を求めることで一致
トランプ大統領
「南シナ海における中国の主張は不法と非難」
「第1段階の米中合意に変わりはない、中国の購入続く」
【為替】
前日の新薬開発報道を受け、昨晩NY序盤まではリスク選好ムード。
ドルや円が敬遠され、クロス通貨の上昇が目立ちました。
後半になるとリスク選好ムードも一服、ドルは買い戻されています。
ドル円は107円台前半しっかり、ユーロドルも1.13中盤にまで上昇しています。
東京前営業日比
|
07.13 15:15 |
07.14 07:00 |
ドル円 |
106.91 |
107.24 |
NY金 |
1,809.95($) |
1,804.65($) |
NY白金 |
852.50($) |
848.40($) |
ユーロ円 |
121.06 |
121.70 |
ポンド円 |
135.27 |
134.62 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円は前日から10銭ほど値を切り上げ、夜間外出禁止令が出た南アランド円は一時1ヶ月ぶりとなる6.4円台を記録したものの、結局前日水準です。
【債券】
米債2年物利回り0.155(+0.002)、10年物利回り0.618(-0.026)
実質金利-0.790(-0.036)
利回り格差46(前日49)
期待インフレ率1.408(+0.016)
ISD0.945(+0.036)
月末ベースでは、今朝の実質金利はピークであった2012年12月に並びました(当サイト調べ)。
【株式】
ダウ26,085.80ドル(+10.50)
ナスダック10,390.84(-226.60)
「新薬報道天井説」立証か。
【貴金属】
NY金8月物は前営業日比12.20ドル高の1,814.10ドルにて終了。
今朝は東京金が12円高6,226円、東京白金は9円安2,853円にて終了しています。
SPDR1,203.97トン(前営業日比+3.51トン)
GSR91.68(前営業日比-2.89)
まさかのGSR91、本当に株高方向へ舵を切っているのでしょうか。
GSR91は今年2月26日以来の水準、ということは…。
【原油】
NY原油8月物は前営業日比0.45ドル安の40.10ドルにて終了。
30ドル台後半から40ドルを挟んだ振幅が続きます。
【本日予定のイベント、経済指標】
11:00 中国貿易収支(時間未定)
13:30 日本鉱工業生産
15:00 独消費者物価指数、英鉱工業生産、製造業生産高、ILO失業率
18:00 ユーロ圏鉱工業生産、ZEW景況感調査、独ZEW景況感調査
21:30 米消費者物価指数
夕方は、米国消費者物価指数です。
本日もよろしくお願いいたします。
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