本日の日経平均は37円高17,875円で寄り付いたものの、その後は緊急事態宣言による感染拡大抑制効果期待や一旦の弱材料織り込みを背景に上昇。
結局756円高18,576円にて終了いたしました。
「政策・緩和期待で上昇、実体で下落」に従うと、この後の下落が警戒されます。
天皇誕生日連休以降の日経平均株価はこのように推移していますが、とりあえずは前回安値ゾーンである16,000円台前半が警戒されます。
12年前の日経平均は、特に動きの激しかった10月以降、このように推移しています。
最終的に「足」の長さが、どんどん短くなっていくのが分かります。
当然ですが、まだまだ相場が落ち着く状況には至っておらず、第二波、第三波が警戒されます。
NYダウは、このようなかんじでした。
ダウに関しては、この後年明け3月まで下げが続きました。
コロナによる景気悪化を甘く見てはいけないのかもしれません。
最後に同期間中米債利回り、NY金を確認しておきます。
NY金はダウ第三下落波時に底打ち、NY金の底打ちは、ダウの先行指標ともされています。
先行指標と言えば、ビットコインも注目されています。
株や金と同じように下落後、彼岸底を経て現在戻り高値を形成中です。
リーマン時の戻りは約2週間。
お彼岸の戻りから数えて、だいたい2週間が経過しました。
要注意タイム入りとなります。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員