東京金先2本取組逆転日数が(知り得る限り)歴代1位な件 | 浪風谷本

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昨日の東京金相場表は、次のようになっています。

 

限月

前日帳入値

当日帳入値

前日比

出来高

取組高

2020/02

5,450

5,553

+103

155

1,556

2020/04

5,462

5,553

+91

1,095

12,421

2020/06

5,459

5,549

+90

1,732

9,490

2020/08

5,454

5,545

+91

4,176

9,088

2020/10

5,452

5,543

+91

15,416

21,486

2020/12

5,453

5,542

+89

78,008

24,181

合計

 

 

 

100,582

78,222

 

昨年6月20、21日以来となる出来高10万枚も素晴らしいですが、それととともに注目されるのが先2本の取組枚数です。

前日10月取組23,968枚、12月取組22,574枚だったので、昨日の取引で枚数が逆転しました

 

各限月発会以降逆転までの日数

 

発会日

逆転日

日数

 

発会日

逆転日

日数

2015.12.24

01.29

23

 

2018.02.26

04.19

37

2016.02.25

03.04

6

 

2018.04.25

05.16

12

2016.04.26

05.24

16

 

2018.06.27

08.01

25

2016.06.28

07.06

6

 

2018.08.29

09.25

18

2016.08.29

09.23

17

 

2018.10.29

11.19

16

2016.10.27

11.09

8

 

2018.12.25

01.11

10

2016.12.26

01.10

8

 

2019.02.26

03.11

10

2017.02.24

03.08

8

 

2019.04.24

05.29

20

2017.04.26

05.23

16

 

2019.06.26

07.12

13

2017.06.28

07.11

9

 

2019.08.28

09.06

8

2017.08.29

09.07

7

 

2019.10.29

11.14

12

2017.10.27

12.07

27

 

2019.12.25

01.08

6

2017.12.26

01.09

7

 

 

 

 

 

今回は6営業日目(発会日を含まない)での逆転ということで、歴代1位タイ

 

2017年のケースは、このようなタイミングで発会しました。

逆転までの日数が少ないということは、トレンドの中で納会新ポを迎えているということです。

2017年、そして今回も上昇過程で発生していますので、買いの乗り換えが活発に行われたということです。

乗り換え期間が短いと、上昇が止まるケースが多いようです。

 

2017.08.29  逆転日09.07  高値09.04(4,704円)

2017.12.26  逆転日01.09  高値01.05(4,789円)

 

2017年のケースを選んだのは、ほぼ年間を通じて委託が売り越しだったから。

特に今回と同じ12月限が、前後の環境も似ていると思われます。

2017年は、土日明け12月18日(月)から東京金が急上昇。

年明け1月5日に高値を記録するまで、一気に駆け抜けました。

まさに昨年クリスマスからの動きにクルシミマスだった今回の動きと似ており、裏を返せば年明け2営業日目が高値になる期待も持たせてくれました。

本日も出来高が増えており(67,515枚)、今晩の取組・内部要因も気になるところです。

 

 

お読みいただき、本当にありがとうございます。

清き1票をよろしくお願いいたします。

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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員