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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱ 谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、ゴム、農産物、オプション)、証券一種外務員
【昨日発表された主な経済指標】
・独消費者物価指数[前月比]-0.8%(予想-0.8% 前回-0.8%)
・ユーロ圏鉱工業生産[前月比]-0.5%(予想-0.5% 前回-0.1%)
・トルコ中銀政策金利12.00%(予想12.50% 現行14.00%)
・ECB政策金利0.00%(予想0.00% 現行0.00%)
・米新規失業保険申請件数25.2件(予想21.4万件 前回20.3万件)
・米生産者物価指数[前月比]0.0%(予想0.2% 前回0.4%)
【発言、ニュースなど】
中国中央経済工作会議
中国の今後1年の経済政策における優先課題を定め、国内総生産(GDP)成長率や財政収支、インフレ率などの目標を設定する中央経済工作会議が終了、2019年のGDP(経済成長率)を6.1-6.2%、2020年を6.0%と示した
グスマン・アルゼンチン経済相
「アルゼンチンは事実上のデフォルト(債務不履行)状態にある」
時価総額2兆ドル
国営石油会社サウジアラムコの株式が12日の取引開始直後に前日比でおよそ10%上昇、時価総額が一時2兆ドル(約220兆円)を突破した(日経新聞)
トルコ中銀
政策金利を2.00%引き下げ、12.00%にする事を決定
欧州中央銀行
「政策金利を現行の0.00%に据え置く事を決定」
「債券買い入れは利上げの直前まで継続」
「金利はインフレ目標に近づくまで現水準以下」
ラガルドECB総裁
「景気は安定化の兆しがいくつかある」
「ECBにはあらゆる措置を必要に応じて調整する用意がある」
「リスクは下振れ方向に傾くもそれほど深刻でない」
「ECBの戦略検証は1月のうちに開始」
「マイナス金利の副作用を極めて強く認識」
「マイナス金利は機能している様子」
「マイナス金利の副作用はECBの最大の関心事」
トランプ米大統領
「中国との大きな通商合意は非常に近づいている」
「中国はそれを望んでいるし、我々もだ」
米、中国へ制裁関税率引き下げ提案報道
トランプ米政権が中国との貿易協議で、既に制裁関税を課している中国製品計約3600億ドル(約39兆2千億円)分への税率引き下げと、15日に予定していた制裁関税の見送りを提案した(WSJ)
米政府閉鎖回避で合意
ローウィー米下院歳出委員会委員長は、交渉担当者が12本の歳出法案で原則合意に達したことを明らかにした
追加関税回避
トランプ大統領が米中貿易合意を承認、12月15日の追加関税回避
出口調査
BBCによる英総選挙出口調査によると、保守党獲得議席数は368議席(日本時間7:00現在)
2019年「今年の漢字」
その年の世相を漢字一文字で表す師走恒例の「今年の漢字」が12日発表され、令和最初となる今年は「令」に決まった
【為替】
トランプ発言によりドル円は109円台を回復。
加えてECB後のユーロ高、さらには英保守党大勝観測によるポンド大幅高を受け、クロス通貨全般に堅調推移となっています。
東京前営業日比
|
12.12 15:15 |
12.13 08:00 |
ドル円 |
108.60 |
109.49 |
NY金 |
1,478.65($) |
1,471.20($) |
NY白金 |
941.70($) |
946.90($) |
ユーロ円 |
120.97 |
122.44 |
ポンド円 |
143.49 |
147.29 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円は18円台80銭台半ばへ、南アランド円も8月1日以来となる7円50銭台へそれぞれ上昇となっています。
【債券】
米債2年物利回り1.660(+0.047)、10年物利回り1.892(+0.101)
利回り格差23(前日18)
期待インフレ率1.733(+0.028)
ISD1.501(-0.026)
実質金利は0.159まで急上昇、11月18日以来の水準です。
【株式】
ダウ28,132.05ドル(+220.75)
ナスダック8,717.32(+63.27)
トランプ発言を受け、時間中高値28,224ドルを記録しました。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比2.70ドル安の1,472.30ドルにて終了。
今朝は東京金が11円高5,150円、東京白金は33円高3,310円にて終了しています。
SPDR886.22トン(前営業日比変わらず)
GSR86.87(前営業日比-0.85)
南ア国営電力会社エスコムによる計画停電の影響はほぼなくなり、供給懸念による白金上昇は一服すると考えています…(一服してほしいです)。
【原油】
NY原油1月物は前営業日比0.42ドル高の59.18ドルにて終了。
米中協議進展期待を受け、59ドル台回復です。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:50 日銀短観
13:30 日本鉱工業生産、稼働率指数
17:30 独製造業PMI
18:00 ユーロ圏製造業PMI
18:30 英製造業PMI
22:30 米NY連銀製造業景気指数
23:45 米製造業PMI
ポンドドルは現在、昨年6月以来の高値水準にまで上昇。
それでも下駄をはくまで分からないのが、イギリスの政治情勢です。
本日もよろしくお願いいたします。
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