おはようございます。
お問い合わせ Tel:0120-448-520
(平日8:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員
【昨日発表された主な経済指標】
・独製造業PMI45.4(予想44.6 前回44.3)
・ユーロ圏製造業PMI47.8(予想48.0 前回47.7)
・米製造業PMI50.1(予想50.5 前回50.5)
・米中古住宅販売件数534万件(予想530万件 前回521万件)
【発言、ニュースなど】
米大統領、イラン攻撃承認後に撤回
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は20日、トランプ大統領がイラン攻撃をいったん承認したが、撤回していたと報じた
ローゼングレン・ボストン連銀総裁
「日本の一部銀行の利回り追求の動きはリスク」
ブラード・セントルイス連銀総裁
「低インフレは一時的ではない公算が大きい」
「米経済はリスクの上昇に直面している」
クラリダFRB副議長
「貿易の不透明感がセンチメントを圧迫している」
トゥスクEU大統領
「ブレグジット合意の再交渉の可能性はない」
環球時報
「米国が関税を維持するなら中国は合意しない」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「0.5%の利下げとコアインフレが目標の2%に到達するまでは利上げの再開はなしのコミットを求めた」
「インフレ期待をわれわれの目標に再び固定するためには、積極的な政策を取ることが必要だと思う」
米商務省
「中国の5団体をブラックリストに追加」
トランプ大統領
「イランに対する3箇所への空爆を承認した」
「しかし、軍司令官に何人(イラン兵)が死ぬかと尋ねたところ、150名との答えに米無人機撃墜に対する報復としては、相応ではないと判断し中止した」
【為替】
ロンドンフィキシングにかけドル円は107円73銭まで上昇しましたが、米中協議期待への一部剥落から再び107円台前半へと下落。
ECBは緩和姿勢が鮮明ではあるものの、先日のトランプ大統領によるユーロ安けん制発言もあってなのか買い戻し優勢となり、3月21日以来となる1.13半ば水準にまで回復しています。
東京前営業日比
|
06.21 15:15 |
06.22 06:00 |
ドル円 |
107.22 |
107.32 |
NY金 |
1,399.75$) |
1,403.20($) |
NY白金 |
806.30($) |
809.45($) |
ユーロ円 |
121.02 |
122.00 |
ポンド円 |
136.06 |
136.74 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円や南アランド円は、ややレンジ切り下げとなっています。
【債券】
米債2年物利回り1.770(-0.008)、10年物利回り2.057(+0.029)
利回り格差29(前日25)
期待インフレ率1.735(-0.011)
ISD1.448(-0.056)
CFTC米10年債-402,984枚(-36,996枚)
物価連動債利回りは再び0.3%を回復しており、NY金への圧迫要因となります。
【株式】
ダウ26,719.13ドル(-34.04)
ナスダック8,031.71(-19.63)
米中協議進展の後退を受け、利益確定売り優勢となりました。
【貴金属】
NY金8月物は前営業日比3.20ドル高の1,400.10ドルにて終了。
今朝は東京金が16円高4,811円、東京白金も16円高2,818円にて終了しています。
SPDR799.03トン(前営業日比+34.93トン)
GSR91.57(前営業日比+1.40)
CFTC金204,323枚(+20,085,枚)
CFTC銀14,516枚(+11,856枚)
CFTC白金1,970枚(-4,982枚)
CFTCパラジウム10,205枚(+670枚)
昨日の東京金総取組は26枚しか減っておらず、証拠金アップを前にした玉落ちは見られませんでした。
【原油】
NY原油8月物は前営業日比0.36ドル高の57.43ドルにて終了。
米国とイランの対立を材料に、続伸となりました。
原油の掘削装置(リグ)稼動数は前週から1基増加して、789基となりました。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
16:00 トルコ設備稼働率
17:00 独IFO
21:30 米シカゴ連銀全米活動指数
23:30 米ダラス連銀製造業活動指数
月曜日から東京金プライススキャンレンジは1.5倍、10連休前の水準へと引き上げられます。
貿易戦争は、大阪が止める!
今週もありがとうございました。
お問い合わせ Tel:0120-448-520
(平日8:00~17:00)
日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員