おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独製造業PMI44.7(予想48.0 前回47.6)
・ユーロ圏製造業PMI47.6(予想49.5 前回49.3)
・ロシア中銀政策金利7.75%(予想7.75% 現行7.75%)
・米製造業PMI52.5(予想53.5 前回53.0)
・米中古住宅販売件数551万件(予想510万件 前回493万件)
・米卸売在庫[前月比]1.2%(予想0.1% 前回1.1%)
・米財政収支-2,340億ドル(予想-2,270億ドル 前回87億ドル)
【発言、ニュースなど】
トランプ米大統領
「米金融当局は引き締めない方が望ましい」
「欧州の自動車メーカーが米国で生産するなら関税は課さない」
エルドアン・トルコ大統領
「アメリカのゴラン高原に関する発言は、地域を再び危機の瀬戸際に立たせた」(イスラム協力機構会合)
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「今週の連邦公開市場委員会(FOMC)で賛成票を投じた」
ステファン・ムーア氏
トランプ米大統領から、次期FRB理事へ指名する意向を示された
モラー報告書
モラー特別検察官、トランプ氏巡る捜査の最終報告を司法長官に提出
【為替】
世界的なリスク回避の動きを背景に、ドル円は2月11日以来となる110円割れ。
ユーロ圏の経済指標が弱く、ユーロドルも一時1.13を割り込んでいます。
相対的にポンドが買われる動きとなりました。
東京前営業日比
|
03.22 15:15 |
03.23 06:00 |
ドル円 |
110.78 |
109.94 |
NY金 |
1,309.55($) |
1,313.35($) |
NY白金 |
862.60($) |
847.95($) |
ユーロ円 |
126.05 |
124.23 |
ポンド円 |
145.61 |
145.21 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円は一時18円77銭まで下落しましたが、アップルショックの1月3日安値には至っていません。
【債券】
米債2年物利回り2.312(-0.096)、10年物利回り2.436(-0.101)
利回り格差12(前日13)
期待インフレ率1.892(-0.068)
ISD1.768(-0.06)
CFTC米10年債-163,974枚(+12,460枚)
10年物は2.5%がメドと考えていましたが、あっさり抜けてしまいました。
【株式】
ダウ25,502.32ドル(-460.19)
ナスダック7,642.67(-196.29)
世界的なリスク回避の流れを受け、大幅反落となりました。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比5.10ドル高の1,318.70ドルにて終了。
今朝は東京金が20円安4,634円、東京白金は69円安2,997円にて終了しています。
SPDR781.03トン(前営業日比+2.94トン)
GSR85.59(前営業日比+0.90)
CFTC金88,396枚(+9,577,枚)
CFTC銀23,310枚(-3,772枚)
CFTC白金17,581枚(+1,233枚)
CFTCパラジウム12,584枚(-485枚)
水星逆行期間は来週28日に終わりますが、金白金サヤ拡大へ再挑戦となってくれるでしょうか。
【原油】
NY原油4月物は前営業日比0.94ドル安の59.04ドルにて終了。
ガソリンはプラス圏で引けたものの、原油価格は株安を受け軟調推移でした。
原油の掘削装置(リグ)稼動数は、先週から9基減少して824基となりました。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
13:30 日本全産業活動指数
18:00 独IFO
20:30 トルコ設備稼働率
21:30 米シカゴ連銀全米活動指数
23:00 米新築住宅販売件数、ダラス連銀製造業活動指数
最近は米中協議よりも欧州圏のニュースで動くケースが増えてきており、EUサミットやブレグジット協議案採決をめぐるニュースを中心に来週も拾っていきます。
今週もありがとうございました。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員