おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・中国貿易収支41.2億ドル(予想262.0億ドル 前回391.6億ドル)
・独製造業受注[前月比]-2.6%(予想0.5% 前回0.9%)
・米非農業部門雇用者数2.0万人(予想18.0万人 前回31.1万人)
・米失業率3.8%(予想3.9% 前回4.0%)
・米平均時給[前月比]0.4%(予想0.3% 前回0.1%)
・米平均時給[前年比]3.4%(予想3.3% 前回3.1%)
・米住宅着工件数123.0万件(予想119.5万件 前回103.7万件)
・米住宅建築許可件数34.5万件(予想128.7万件 前回132.6万件)
【発言、ニュースなど】
メイ英首相
「私の合意案が拒否されたら何が起こるのか誰にもわからない」
クドロー米国家経済会議委員長
「米朝首脳会談は今月終盤か来月に実施される可能性」
「米GDPは3%かそれ以上を見込む」
「トランプ大統領は中国との良い合意を求めており、早期の合意ではない」
EU案を拒否か
英国は、EUの提案を既に拒否している(ブルームバーグ)
【為替】
米雇用統計発表直後にドル円は本日安値110円74銭を記録したものの、その後は株下げ渋りから現在は111円台を回復。
前日1年半ぶりに1.12を割り込んだユーロドルでしたが、ユーロポンド買い優勢の動きから、現在は1.12台前半レベル。
一方でブレグジットをめぐる報道を受け、ポンドドルは1.3レベルまで下落しています。
東京前営業日比
|
03.08 15:15 |
03.09 07:00 |
ドル円 |
111.04 |
111.17 |
NY金 |
1,291.30($) |
1,298.75($) |
NY白金 |
816.30($) |
819.05($) |
ユーロ円 |
124.39 |
124.87 |
トルコリラ円 |
20.294 |
20.390 |
(時間は東京タイム)
豪ドル円をはじめ、トルコリラ円や南アランド円、カナダドル円といった新興国、資源国通貨は横ばいです。
【債券】
米債2年物利回り2.463(-0.010)、10年物利回り2.627(-0.013)
利回り格差16(前日17)
期待インフレ率1.902(-0.006)
ISD1.738(-0.002)
CFTC米10年債-233,376枚(+619枚)
再び利回り格差は縮小しており、NY金の上昇圧力になると思われます。
【株式】
ダウ25,450.24ドル(-22.99)
ナスダック7,408.14(-13.32)
雇用統計に対してネガティヴな反応も見られましたが、安値から200ドル戻して引けました。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比13.20ドル高の1,299.30ドルにて終了。
今朝は東京金が33円高4,631円、東京白金は15円高2,923円にて終了しています。
SPDR766.59トン(前営業日比変わらず)
GSR84.65(前営業日比-0.86)
CFTC金88,018枚(-47,678,枚)
CFTC銀32,521枚(-25,792枚)
CFTC白金21,463枚(5,718枚)
CFTCパラジウム13,628枚(-636枚)
ようやくCFTCコーナー復活です。
【原油】
NY原油4月物は前営業日比0.37ドル安の56.07ドルにて終了。
景気減速懸念を背景に一時55ドルを割り込みましたが、株下げ渋りから下げ幅を縮小して引けました。
原油の掘削装置(リグ)稼動数は、先週から9基減少して834基となりました。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
08:50 日本マネーストック
16:00 独鉱工業生産、トルコ経常収支
来週火曜日に英議会では採決が予定されています。
週末ムニューシン証言を含め、円高警戒でしょうか。
今週もありがとうございました。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員