おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・トルコ中銀政策金利24.00%(予想24.00% 現行24.00%)
・米MBA住宅ローン申請指数-2.5%(前回5.3%)
・米ADP雇用統計18.3万人(予想19.0万人 前回30.0万人)
・米貿易収支-598億ドル(予想-579億ドル 前回-503億ドル)
・EIA原油在庫706.9万バレル増 クッシング87.3万バレル増
【発言、ニュースなど】
ヒラリー・クリントン
「私は出馬しないが、信念に基づき活動し、発言し、立ち向かい続ける」
北朝鮮、ミサイル発射上復旧の動き
米国拠点の北朝鮮分析サイト「38ノース」は北西部東倉里(トンチャンリ)の「西海(ソヘ)衛星発射場」の再建が進められているとの衛星写真に基づく分析を発表
世界経済見通し
経済協力開発機構(OECD)は6日、最新の世界経済見通しを公表し、2019年の世界全体の成長率が3.3%にとどまると予想(前回11月予想より0.2ポイント下方修正)
トルコ中銀
政策金利を現行の24.00%に据え置くことを決定
米貿易赤字は過去最大
米商務省が6日発表した2018年の貿易収支(通関ベース)は、モノの貿易赤字が前年比10.4%増の8787億200万ドル(約98兆円)と過去最大を記録、中国に対する赤字額も11.6%増の4191億6200万ドルと過去最高を更新
ダドリー前NY連銀総裁
「弱い第1四半期のあとは、経済が持ち直すだろう」
英メイ政権報道官
「メイ英首相はEU離脱を巡る12日の議会採決実施にコミット」
ウィリアムズNY連銀総裁
「FEDには柔軟かつ経済データを待つ余裕がある」「利上げの必要性は低下」
米地区連銀報告(ベージュブック)
「12地区のうち10地区で僅かないし緩やかな成長」「半分の地区で政府機関閉鎖が活動を抑制した」
【為替】
米株安債券高の流れからドル円も一時111円61銭まで下落しましたが、現在は70銭台半ば水準。
底堅い動きが続いています。
ユーロドルは3回目となる長期貸し出しオペを警戒して1.13を再び割り込む場面も見られましたが、こちらも現在は1.13水準をキープ。
当然ユーロ円にも動きは見られません。
ポンドに関しては、来週12日採決が警戒されています。
東京前営業日比
|
03.06 15:15 |
03.07 07:00 |
ドル円 |
111.80 |
111.76 |
NY金 |
1,289.15($) |
1,287.10($) |
NY白金 |
833.10($) |
828.55($) |
ユーロ円 |
126.31 |
126.32 |
トルコリラ円 |
20.724 |
20.549 |
(時間は東京タイム)
政策金利が据え置かれたトルコリラ円は、20円50銭台にまで値を落としています。
【債券】
米債2年物利回り2.514(-0.031)、10年物利回り2.690(-0.027)
利回り格差18(前日17)
期待インフレ率1.913(-0.012)
ISD1.737(-0.015)
物価連動債利回りは再び低下傾向、NY金もやや反発となっています。
【株式】
ダウ25,673.46ドル(-133.17)
ナスダック7,505.92(-70.44)
今週月曜日安値25,612ドルは維持したものの、材料不足から調整が続いています。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比2.90ドル高の1,287.60ドルにて終了。
今朝は東京金が8円安4,609円、東京白金は20円安2,962円にて終了しています。
SPDR766.59トン(前営業日比変わらず)
GSR85.36(前営業日比+0.31)
東京金は一時、2月8日以来となる4,600円割れを記録いたしました。
【原油】
NY原油4月物は前営業日比0.34ドル安の56.22ドルにて終了。
在庫増や株安が重しとなりましたが、大きな下押しとはなっていません。
【本日予定のイベント、経済指標】
17:30 英ハリファックス住宅価格
18:00 南ア経常収支
19:00 ユーロ圏GDP
21:45 ECB政策金利
22:30 米新規失業保険申請件数、ドラギECB総裁会見
26:15 ブレイナードFRB理事講演
東京白金先2本の取組が本日逆転している場合、発会から8営業日目での逆転となります。
日本時間昨日明け方に更新された2月26日時点CFTC白金大口投機玉買い越し比率増加幅は、おそらく過去最大級と思われます。
夕方はECBです。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員