おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・豪中銀政策金利1.50%(予想1.50% 現行1.50%)
・ユーロ圏小売売上高[前月比]%(予想% 前回-1.6%)
・米ISM非製造業景況指数59.7(予想57.4 前回56.7)
・米新築住宅販売件数62.1万件(予想60.0万件 前回59.9万件)
・米財政収支87億ドル(予想120億ドル 前回-135億ドル)
【発言、ニュースなど】
全人代
「2019年の経済成長率目標、6-6.5%に設定」
「19年は2兆元規模の減税・社会保障料の引き下げを計画」
「19年の国防費、7.5%増」
李克強首相
「人民元レートの柔軟性高める」
「付加価値税の最高税率、3ポイントの引き下げを計画」
ゴーン被告保釈
東京地裁は5日、会社法違反などの罪で起訴された日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告の保釈を認める決定をした、保釈保証金は10億円
通貨スワップ協定を締結
ECBと英中銀、通貨スワップ協定を締結、英市中銀行にユーロを供給
ローゼングレン・ボストン連銀総裁
「リスクが高まっており、忍耐強い姿勢が必要」「経済状況からみて適切な金利にある」「インフレは目標に近づいている」「市場は引き続き幾分かのリスク増大を織り込んでいる」
カプラン・ダラス連銀総裁
「高い負債水準は米経済をより金利に敏感にさせる」
「直近の財政政策は赤字のGDP比率を上昇させている」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「最大雇用にはまだ到達していない」「労働市場にはまだスラックが存在する」「経済の拡大の終了を避けるため、できることをする」「米経済の先行きの見通しは現在も引き続き拡大」
カーニーBOE総裁
「世界経済はこの半年で減速」
「金融市場では合意なき離脱を意識した動きは少ない」
【為替】
ISM非製造業景況指数発表直後にドル円は112円14銭まで上昇、ユーロドルは1.13を割るなど市場ではドル高が進行しました。
現在はドル円111円80銭台、ユーロドルも1.13回復となっており、ドル買い一服となっています。
東京前営業日比
|
03.05 15:15 |
03.06 07:00 |
ドル円 |
111.92 |
111.88 |
NY金 |
1,289.35($) |
1,288.70($) |
NY白金 |
841.00($) |
838.85($) |
ユーロ円 |
126.79 |
126.47 |
トルコリラ円 |
20.761 |
20.729 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円は引き続き20円80銭をはさんだ極めてせまいレンジ推移、GDPがよかった南アランド円は7.9円近辺まで持ち直しています。
【債券】
米債2年物利回り2.547(+0.006)、10年物利回り2.719(-0.004)
利回り格差17(前日18)
期待インフレ率1.924(-0.015)
ISD1.752(-0.008)
強い経済指標による利回り上昇の場面もありましたが、10年債利回りは小幅にマイナス推移です。
【株式】
ダウ25,806.63ドル(-13.02)
ナスダック7,576.36(-1.21)
ダウが上値でもたついている間に、上海指数が昨年6月以来の水準にまで上昇しています。
ダウ/上海は今朝の時点で8.45、昨年6月15日以来の水準です。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比2.80ドル安の1,284.70ドルにて終了。
今朝は東京金が変わらず4,621円、東京白金は3円安3,007円にて終了しています。
SPDR766.59トン(前営業日比変わらず)
GSR85.05(前営業日比-0.19)
東京金は、なかなか4,600円を割ってくれません。
東京白金先2本の取組が、早ければ今日にも逆転しそうです(12月11,754枚、2月10,230枚)。
【原油】
NY原油4月物は前営業日比0.03ドル安の56.56ドルにて終了。
前日終値をはさみ、小動きでした。
またAPI週間石油統計によると、原油在庫は730万バレル増でした。
【本日予定のイベント、経済指標】
20:00 トルコ中銀政策金利
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:15 米ADP雇用統計
22:30 米貿易収支
24:00 米耐久財受注、製造業受注指数
26:00 ウィリアムズNY連銀総裁、メスター・クリーブランド連銀総裁講演
夕方は恒例「水星逆行アノマリー」です。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員