おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独消費者物価指数[前月比]-0.8%(予想-0.8% 前回-0.8%)
・独製造業PMI47.6(予想49.8 前回49.7)
・ユーロ圏製造業PMI49.2(予想50.3 前回50.5)
・米フィラデルフィア連銀景況指数-4.1(予想14.0 前回17.0)
・米新規失業保険申請件数21.6万件(予想22.8万件 前回23.9万件)
・米耐久財受注[前月比]1.2%(予想1.7% 前回1.0%)
・米景気先行指標総合指数-0.1%(予想0.1% 前回-0.1%)
・米中古住宅販売件数494万件(予想500万件 前回500万件)
・EIA原油在庫367.2万バレル クッシング341.3万バレル
【発言、ニュースなど】
ニッポン製造業PMI
日本の2月製造業PMIは48.5、約2年半ぶりとなる50割れとなる(1月は50.3)
米中通商協議
「米中は貿易合意に向け、複数の覚書作成に取り組んでいる」(ブルームバーグ)
豪州産石炭の輸入禁止
「中国・大連の港湾当局、豪州産石炭の輸入を禁止」
中国商務省
「石炭輸入の禁止について情報はない」
ハモンド英財務相
EU側からバックストップに関する動きがある
ブラード・セントルイス連銀総裁
「2018年と比べて2019年の成長は鈍化すると予想」
「現状で最大の懸念材料は『欧州』」
「景気低迷と共に物価上昇率の鈍化やインフレ期待の低下がみられないと、利下げしないと思う」
ポロズ・カナダ中銀総裁
「金利はいずれ中立の方向に引き上げる必要」
米中協議
「トランプ米大統領は、中国の劉鶴副首相と22日に会談の計画」
【為替】
来週は米朝会談や米中通商協議の期限切れなどが予定されていますが、イベントを前にドル円相場は110円台でのこう着状態が続きます。
昨晩も株安や米経済指標の減速などがあったものの、ドル円は110円70銭をはさんで上下15円の動き。
一時ドル安に反応しユーロドルは1.13半ばまで上昇したものの、戻りは売られました。
東京前営業日比
|
02.21 15:15 |
02.22 07:00 |
ドル円 |
110.68 |
110.69 |
NY金 |
1,341.35($) |
1,326.05($) |
NY白金 |
825.20($) |
825.10($) |
ユーロ円 |
125.54 |
125.43 |
トルコリラ円 |
20.690 |
20.738 |
(時間は東京タイム)
新興国通貨に関してはトルコリラ円はほぼ横ばい推移。
南アランド円は8円台回復にトライしたものの、7.979円が精いっぱいでした。
目立ったのは豪ドルの低下で、利下げ観測と石炭報道により下落しています。
【債券】
米債2年物利回り2.527(+0.029)、10年物利回り2.690(+0.045)
利回り格差16(前日15)
期待インフレ率1.913(+0.019)
ISD1.750(+0.003)
期待インフレ率は上昇しているものの、物価連動債利回りは年初来からやや反発となっています。
【株式】
ダウ25,850.63ドル(-103.81)
ナスダック7,459.71(-29.36)
イベントを前に、ダウは年初来高値水準から利食い売り優勢となりました。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比20.10ドル安の1,327.80ドルにて終了。
今朝は東京金が46円安4,707円、東京白金は変わらず2,927円にて終了しています。
SPDR789.51トン(前営業日比-4.99トン)
GSR83.48(前営業日比+0.16)
白金が下がらなくなりました。
【原油】
NY原油4月物は前営業日比0.20ドル安の56.96ドルにて終了。
在庫や株安を受け、小幅に下落しました。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:30 日本消費者物価指数
16:00 独GDP
18:00 独IFO
19:00 ユーロ圏消費者物価指数
00:15 ウィリアムズNY連銀総裁講演
00:30 ドラギECB総裁講演
26:00 クラリダFRB副議長講演
27:30 ブラード・セントルイス連銀、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁、クオールズFRB副議長講演
今晩は米中協議にいよいよトランプ大統領登場となりそうですので、FRB高官による発言も含め、市場の反応が注目されます。
今日は「竹島の日」です。
竹島の日
島根県が2005年3月、竹島の帰属の告示から100年を迎えたことを受け条例で定めた記念日。1905年に県知事が竹島の帰属を告示した2月22日とした。54年以降、韓国による不法占拠が続く竹島の領土権の確立に向けた運動推進と世論の啓発が目的。
県は06年から毎年、竹島の日に記念式典を開いており、今年で14回目。竹島は島根県隠岐諸島の北西約158キロの日本海沖にあり、韓国名は独島。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員