おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独製造業PMI49.9(予想51.5 前回51.5)
・ユーロ圏製造業PMI50.5(予想51.4 前回51.4)
・ECB政策金利0.00%(予想0.00% 現行0.00%)
・米新規失業保険申請件数19.9万件(予想21.8万件 前回21.2万件)
・米製造業PMI54.9(予想53.5 前回53.8)
・米景気先行指標総合指数[前月比]-0.1%(予想-0.1% 前回0.2%)
・米週間石油在庫統計 原油797万バレル増 クッシング19万バレル減
【発言、ニュースなど】
カーニー英中銀総裁
「英中銀はブレグジットがどのような形態をとろうとも準備している」
ECB
「少なくとも2019年夏の終わりまで政策金利を据え置く」
「保有債券償還金の再投資、利上げ開始後も長期にわたり継続」
ドラギECB総裁
「ユーロ圏の景気後退の公算が大きいとは見ていない」
「インフレがECBの目標に収れんすることに自信」
「経済見通しに対するリスクは下方向に移行」
「数人の委員が新たなTLTROについて言及」
ロス米商務長官
「米中は貿易問題の解決から何マイルも離れている」
「トランプ大統領は妥協できることはすべて行っている」
「米中ともに貿易協定を締結したい」
ペロシ米下院議長
「一般教書演説が机上から無くなったのは喜ばしい」
クドロー米国家経済会議委員長
「1月の雇用統計は、相当上昇する可能性がある」
「トランプ大統領は米中協議に楽観的」
閉鎖解除ならず
米上院は先ほど、壁建設の予算を盛り込んだトランプ案と、壁建設予算なしの民主党案を採決に持ち込むための動議に対する投票を行ったが、二つとも否決された
【為替】
いつもは上海タイム開始から東京スタートまでの高安を記載していますが、本日はドラギ会見、ロス米商務長官、クドローNEC委員長発言時のだいたいの為替を掲載いたします。
主な対円相場
|
01.24 10:00 |
ドラギ、ロス |
クドロー |
01.25 07:00 |
ドル円 |
109.46 |
109.42 |
109.74 |
109.63 |
ユーロ円 |
124.64 |
124.55 |
124.00 |
123.89 |
ポンド円 |
143.20 |
142.75 |
142.85 |
143.22 |
トルコリラ円 |
20.637 |
20.780 |
20.830 |
20.757 |
南アランド円 |
7.919 |
7.924 |
8.016 |
7.974 |
(時間は東京タイム)
ドラギ会見時にユーロドルが1.13台中盤から一時1.13近くにまで下落しましたが、同時刻のロス発言を受けユーロドルは一時1.138を回復。
その後のクドロー発言で再びユーロドルは下落に転じ、一時2019年初の1.13割れとなりました。
クドロー発言時にユーロ円以外のクロス円は上昇し、南アランド円は一時こちらも2019年初の8円台回復となりました。
【債券】
米債2年物利回り2.562(-0.021)、10年物利回り2.712(-0.029)
利回り格差15(前日16)
期待インフレ率1.774(-0.020)
ISD1.624(-0.012)
景気の下方リスクが意識されるなか、債券が買われる動きが見られました。
【株式】
ダウ24,553.24ドル(-22.38)
ナスダック7,073.46(+47.69)
引き続き米中協議懸念や政府機関閉鎖、企業決算等での綱引きが続きます。
【貴金属】
NY金4月物は前営業日比4.30ドル安の1,285..90ドルにて終了。
今朝は東京金が4円安4,504円、東京白金は25円高2,839円にて終了しています。
SPDR809.76トン(前営業日比変わらず)
GSR84.05(前営業日比+0.56)
NY白金パラのサヤは36ドル縮まり、金が再び王座に返り咲きました(NYパラ1,280.70ドル)。
【原油】
NY原油3月物は前営業日比0.51ドル高の53.13ドルにて終了。
米国連休明け安値52ドルが支持されました。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:30 日本消費者物価指数
18:00 独IFO
22:30 米耐久財受注
24:00 米新築住宅販売件数
夕方は週末ということもありますので、軽めの「東京白金取組検証」です。
今晩の内部要因更新時刻は、キングダムハーツⅢ発売のため少し遅れるかもしれません。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員