年初はどうしても下げてほしかった当サイトとしましては、当サイトがデスブログとして定評があることを逆手に取り、昨年末「大発会は上がる傾向あり」を掲載、見事年始を乗り切りました。
日経平均株価は452.81円安19,561.96円にて終了、大発会がマイナスとなったのは2016年以来です。
一方で昨年末大納会も0.31%下落しており、大納会から大発会へのマイナスリレーは、2007年~2008年以来のことです(2007年12月28日256.91円安⇒2008年1月4日616.37円安14,691.41円)。
このときは2営業日で873円下落しており(-5.6%)、2008年はご存じのように大変な年となりました。
今回は2営業日で2.57%の下落となっています。
なんとも嫌なデータとなりましたが、日銀も知っていたのか、大納会でもETFを大人買いしていました。
ETF 6.5兆円過去最高 日銀の株式買い、歯止めなく(2018年12月29日東京新聞)
取引最終日の大納会の28日も日銀はETFを715億円買い入れ、日経平均株価はぎりぎり2万円を保った。年間では、これまで最高だった昨年の5兆9,033億円を約10%上回った。夏場以降に株価下落が進み、買い入れが増加。日経平均が2,200円近く下がった10月は、月間買い入れ額が過去最大の8,700億円となった。今月も7,961億円と過去4番目だった。
大納会14時59分30秒の時点で日経平均は19,970円ぐらいだったと記憶していますが、最後に神の手が動いたのか、見事2万円をキープしました。
波乱の幕開けとなった2019年ですが、消費増税凍結の可能性も否定できなくなりました。
今年は7月にも参議院選挙が行われると言われており、衆参ダブルの可能性も排除できません。
「消費増税の再々延期」を国民に問うケースが再び登場するかもしれませんね。
とりあえず週明けは2万円台回復が期待されます。
しかし、しばらくは向かい風を覚悟する必要があるでしょう。
冒頭で申しましたように、当サイトがデスブログであることを祈ります。
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谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員