おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独消費者物価指数[前月比]0.1%(予想0.3% 前回0.1%)
・南ア貿易収支35億ZAR(前回-43億ZAR)
・米シカゴ購買部協会景気指数65.4(予想60.3 前回66.4)
・米中古住宅販売成約[前月比]-0.7%(予想1.0% 前回-2.6%)
・EIA原油在庫4.6万バレル減 クッシング79.9万バレル増
【発言、ニュースなど】
トランプ大統領(ツイッター)
「妨害が目的の民主党が壁建設の予算を認めず、米国が負わされている滑稽な移民法を変えないのであれば、南部の国境は完全閉鎖を余儀なくされるだろう」
ハント英外相
「EUがアイルランド国境のバックストップ措置を期限付きとすることで明確化してくれれば、英下院は通過する可能性がある」
【為替】
トランプ政権による通商問題懸念や欧州政治問題に加え米政府機関閉鎖の長期化懸念も加わり、ドル円は下値を模索しています。
前日に続き消去法的にユーロは上昇しましたが、対ドルでも1.15を試すには力不足のようです。
主な対円相場
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12.28 10:00 |
高値 |
安値 |
12.29 07:00 |
ドル円 |
110.82 |
110.87 |
110.14 |
110.29 |
ユーロ円 |
126.90 |
127.02 |
126.13 |
126.27 |
ポンド円 |
140.21 |
140.37 |
139.50 |
140.06 |
トルコリラ円 |
20.848 |
20.927 |
20.783 |
20.806 |
南アランド円 |
7.638 |
7.684 |
7.613 |
7.635 |
(時間は東京タイム)
新興国通貨には底堅さも見られたものの、資源国通貨は対円で下落しています。
【債券】
米債2年物利回り2.516(-0.046)、10年物利回り2.715(-0.052)
利回り格差20(前日20)
期待インフレ率1.732(-0.026)
ISD1.533(-0.021)
利回りは低下、物価連動債利回りも再び1%を割り込んでいます。
【株式】
ダウ23,062.37ドル(-76.42)
ナスダック6,584.52(+5.03)
この日のダウは上下350ドルほどの値動きで、比較的おなしかったようです。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比1.90ドル高の1,283.00ドルにて終了。
今朝は東京金が11円安4,526円、東京白金は37円安2,803円にて終了しています。
SPDR787.67トン(前営業日比変わらず)
GSR83.12(前営業日比-0.56)
昨年は最終日に1,300ドル復活です。
【原油】
NY原油2月物は前営業日比0.72ドル高の45.33ドルにて終了。
株式市場の堅調な動きを受け、上昇しました。
また稼働中の掘削装置(リグ)は、前週比2基増の885基となっています。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
09:30 豪民間部門信用
10:00 中国製造業PMI、非製造業PMI
16:00 トルコ貿易収支
24:30 米ダラス連銀製造業活動指数
昨日の日経平均はラスト数十秒で20,000円の大台を回復して引けましたが、年明けが警戒されます。
ドル円も110円下抜けが期待警戒されます。
今週もありがとうございました。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員