おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独鉱工業生産[前月比]%(予想0.3% 前回0.2%)
・ユーロ圏GDP[前期比]0.2%(予想0.2% 前回0.2%)
・米非農業部門雇用者数15.5万人(予想19.5万人 前回23.7万人)
・米失業率3.7%(予想3.7% 前回3.7%)
・米平均時給[前月比]0.2%(予想0.3% 前回0.1%)
・米平均時給[前年比]3.1%(予想3.1% 前回3.1%)
・米ミシガン大学消費者信頼感指数97.5(予想97.0 前回97.5)
・米卸売在庫[前月比]0.8%(予想0.7% 前回0.7%)
【発言、ニュースなど】
ファーウェイ、ZTE排除
日本政府は7日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)と中興通訊(ZTE)の製品を各府省庁や自衛隊で使う情報通信機器から事実上、排除する方針を固めた
前月比86億ドル増
中国の外貨準備が発表され、11月末は3.062兆ドルであることが分かった、10月末は3.053兆ドル
協調減産合意
主要産油国で構成する石油輸出国機構(OPEC)は7日、ウィーンでロシアなど非加盟国を交えた拡大会合を開き、日量約120万バレルの削減で一致した
クランプカレンバウアー
ドイツ与党キリスト教民主同盟(CDU)は7日、党首の辞任を表明したメルケル首相の後任を選ぶ選挙を行い、党幹事長のクランプカレンバウアー氏を次期党首に選んだ
ブレイナードFRB理事
「進的利上げ、短期的には依然適切」「雇用市場は米経済のモメンタムが好調であることを示している」
ブラード・セントルイス連銀総裁
改正入管法成立
参院は8日未明の本会議で、改正入管法を賛成多数で可決、成立した
ブラード・セントルイス連銀総裁
「政策金利を据え置くべき」「私がFOMCの中で一番のハト派」
【為替】
米中通商協議の先行き不透明感や来週採決を控える英情勢により、リスク回避の動きが継続。
ドル円も一時112円台半ばまで値を落としており、前日安値112円25銭が意識されます。
主な対円相場
|
12.07 10:00 |
高値 |
安値 |
12.08 07:00 |
ドル円 |
112.72 |
112.93 |
112.55 |
112.70 |
ユーロ円 |
128.21 |
128.67 |
128.17 |
128.38 |
ポンド円 |
144.04 |
144.22 |
143.23 |
143.41 |
トルコリラ円 |
21.073 |
21.409 |
21.051 |
21.210 |
南アランド円 |
8.014 |
9.099 |
7.920 |
7.948 |
(時間は東京タイム)
南アランド円は再び8円を割り込んでいますが、トルコリラは堅調に推移しました。
本日は中国貿易収支、明日は中国消費者物価指数です。
【債券】
米債2年物利回り2.717(-0.043)、10年物利回り2.856(-0.040)
利回り格差14(前日13)
期待インフレ率1.905(-0.005)
ISD1.766(-0.014)
来週末のCFTCでは、売り越しが解消されている可能性もあります。
【株式】
ダウ24,388.95ドル(-558.72)
ナスダック6,969.25(-219.00)
ダウはいつもの抵抗ゾーン、ナスは再び7,000ポイント割れです。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比9.00ドル高の1,252.60ドルにて終了。
今朝は東京金が31円高4,517円、東京白金は4円高2,867円にて終了しています。
SPDR759.73トン(前営業日比+1.52トン)
GSR85.23(前営業日比-0.48)
NY金は時間外で一時1,256ドル近辺まで上昇しています。
【原油】
NY原油1月物は前営業日比1.12ドル高の52.61ドルにて終了。
減産合意を受け、とりあえず一回上がっています。
また稼働中の掘削装置(リグ)は、前週比10基減の877基となっています。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
08:50 日本GDP、国際収支
09:30 豪住宅ローン約定件数
16:00 トルコGDP、独貿易収支、経常収支
月曜日はEU司法裁判所によるブレグジット回避が違憲かどうかの判断が示されます。
水星逆行期間も終了しましたので、引き続き金の下落を待ち、白金売りはもう少し引っ張る予定です。
今週もありがとうございました。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員