おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・豪中銀政策金利1.50%(予想1.50% 現行1.50%)
【発言、ニュースなど】
フィリップ・フランス首相
来月から予定していた燃料税引き上げを半年間延長
ユーロ圏財務相声明
イタリアの2019年予算案がEUのルールに違反している
カーニー英中銀総裁
「英国の欧州連合で最悪のシナリオが現実となる可能性は低い」
ブロードベント英中銀副総裁
「ポンド相場の下落幅は、英国のEU離脱で貿易と経済にどれほどの混乱が生じるかに左右される」
英下院
欧州連合と合意した離脱案を審議するための本会議を開催、厳格なアイルランド国境管理を避けるための「バックストップ」をめぐり、コックス法務長官の法的助言の全文を政府が公表しなかったことが議会侮辱罪に当たると野党が反発、紛糾(311対293で議会侮辱罪にあたるとの判断)
ポンペオ米国務長官
ロシアが「数年間」にわたって中距離核戦力(INF)全廃条約に違反しており、イランと中国は国際秩序を破壊していると非難
トランプ大統領
「中国との貿易合意「恐らく」実現するだろう」「私は関税マンだ」
ウィリアムズNY連銀総裁
「来年も米経済には強い追い風」「雇用市場は信じられないほど強い」「更なる漸進的な利上げが適切」
【為替】
一転リスク回避ムードの中、ドル円は一時112円50銭台まで売り込まれる動きに。
ポンドドルは一時1.26台、ユーロドルは1.13台前半まで下落するなど、この日は円高ドル高でした。
主な対円相場
|
12.04 10:00 |
高値 |
安値 |
12.05 07:00 |
ドル円 |
113.56 |
113.56 |
112.58 |
112.77 |
ユーロ円 |
128.94 |
128.94 |
127.62 |
127.88 |
ポンド円 |
144.45 |
144.76 |
142.85 |
143.39 |
トルコリラ円 |
21.594 |
21.595 |
20.614 |
20.906 |
南アランド円 |
8.284 |
8.325 |
8.103 |
8.118 |
(時間は東京タイム)
トルコリラ円も一時11月20日以来となる20.614円まで下落しましたが、20.584円を下抜くか注目です。
【債券】
米債2年物利回り2.797(-0.024)、10年物利回り2.914(-0.056)
利回り格差12(前日15)
期待インフレ率1.943(-0.020)
ISD1.826(+0.007)
米債5-2yrがついに逆イールド(2yr2.80、5yr2.79)、物価連動債利回りは1%割れとなっています(物価連動債利回りの低下は、NY金の上昇圧力)。
【株式】
ダウ25,027.07ドル(-799.36)
ナスダック7,158.43(-283.09)
下げた要因はいろいろあるのでしょうが、対中協議の責任者が通商代表部のライトハイザー代表になったことにも注目です。
【貴金属】
NY金2月物は前営業日比7.00ドル高のの1,246.60ドルにて終了。
今朝は東京金が10円安4,479円、東京白金は9円安2,909円にて終了しています。
SPDR758.21トン(前営業日比変わらず)
GSR85.15(前営業日比-0.35)
同日に(営業日としてはズレましたが)、金が一代高値、白金が一代安値を更新してしまいました。
【原油】
NY原油1月物は前営業日比0.30ドル高のの53.25ドルにて終了。
プラス圏は維持したものの、高値圏から1ドル以上の下落となりました。
米API週間石油統計によると、原油在庫は540万バレル増でした。
【本日予定のイベント、経済指標】
09:30 豪GDP
18:00 インド中銀政策金利
19:00 ユーロ圏小売売上高
21:00 米MBA住宅ローン申請指数
22:15 米ADP雇用統計
24:00 米ISM非製造業景況指数、カナダ中銀政策金利
00:15 パウエルFRB議長会見
今晩は「国民追悼の日」のためおやすみとありますが、CMEによるとフロア取引はやってそうです。
NY証券取引所はお休みになっています。
債券は休みですが、銀行がおやすみだからでしょう。
詳しくはCMEホームページを見てください(英文しかありませんでした)。
さすがに夕方のテーマは、「債券利回り」に変更いたします。
本日もよろしくお願いいたします。
お問い合わせ Tel:0120-448-520
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員