おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・トルコ製造業PMI42.7(前回46.4)
・独製造業PMI53.7(予想53.7 前回53.7)
・米製造業PMI55.6(予想55.6 前回54.7)
・米ISM製造業景況指数59.8(予想60.0 前回61.3)
【発言、ニュースなど】
安倍首相
「(沖縄県知事選の結果について)選挙の結果は政府として真摯に受け止め、今後、沖縄の振興、基地負担の軽減に努める」
米中ハイレベル安保協議
中国は米国とのハイレベル安保協議を取りやめる
USMCA
北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉をめぐり、米国とカナダとの協議が9月30日深夜合意に達した(3カ国による新たな協定は、「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」と名称を改める)
ハモンド英財務相
「残念ながらEUと合意せずに離脱した場合でも、英経済を支えるための財政的な能力がある」
アイルランド国境問題
英国はEU離脱合意に向けアイルランド国境問題で妥協計画との報道
本庶氏にノーベル賞
スウェーデンのカロリンスカ研究所は、2018年のノーベル医学生理学賞を、がんの免疫療法を開発した京都大の本庶佑・特別教授(76)と米テキサス大のジェームズ・アリソン教授(70)に授与すると発表した
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「雇用の二極化が急激にに生じている」
カシュカリ・ミネアポリス連銀総裁
「米国の巨大銀行は依然として大きすぎてつぶせない」
「ほとんどの経済指標は青信号」
「債券市場は黄色信号が点滅」
「金利を引き上げ、経済にブレーキをかける理由が見当たらない」
「ドルの強さは米国内の景気を反映」
トランプ米大統領
「USMCAは米国の農家にカナダ、メキシコへのアクセスをより向上させる」
ローゼングレン・ボストン連銀総裁
「我々は現在のペースで利上げを続けるべき」
【為替】
NAFTA再交渉合意を受け、リスク選好の動きとなっています。
ドル円は昨年11月以来となる114円台へと上昇しています。
主な対円相場
|
10.01 10:00 |
高値 |
安値 |
10.02 06:00 |
ドル円 |
113.83 |
114.06 |
113.88 |
113.88 |
ユーロ円 |
132.12 |
132.46 |
131.74 |
131.85 |
ポンド円 |
148.43 |
149.40 |
148.26 |
148.52 |
トルコリラ円 |
18.822 |
19.260 |
18.796 |
19.137 |
南アランド円 |
8.043 |
8.098 |
7.984 |
7.984 |
(時間は東京タイム)
英保守党大会は明日までですが、メイ首相による演説などが警戒されます。
【債券】
米債2年物利回り2.821(+0.002)、10年物利回り3.084(+0.022)
利回り格差26(前日24)
期待インフレ率2.142(-0.003)
ISD1.879(-0.024)
「USMCA」合意を受けた株価の大幅上昇に伴い、債券は売られました。
【株式】
ダウ26,651.21ドル(+192.90)
ナスダック8,037.30(-9.05)
USMCA合意を受け、ダウは大幅上昇となりました。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比4.50ドル安の1,191.70ドルにて終了。
今朝は東京金が3円高4,346円、東京白金は28円高2,994円にて終了しています。
SPDR740.17トン(前営業日比-2.06トン)
GSR82.15(前営業日比+0.84)
ついにパラジウムが前営業日比16.40ドル安、白金パラのサヤが228.50ドルにになりました。
今度こそダウは天井っぽいのですが、どうでしょうか。
【原油】
NY原油11月物は前営業日比2.05ドル高の75.30ドルにて終了。
株高や供給懸念から年初来更新、およそ4年ぶり水準にまで上昇しています。
【本日予定のイベント、経済指標】
08:50 日本マネタリーベース
13:30 豪中銀政策金利
17:30 英建設業PMI
18:00 ユーロ圏生産者物価指数
昨年11月のドル円高値は、6日の114円75銭です。
当時混迷を極めていたFRB議長人事にようやく決着がついたのが、このときです。
イヴァンカ大統領補佐官やトランプ大統領が来日されたのもこの頃でした。
また6月に42ドルで底打ちした原油価格が上昇していたのもこの頃であり、現在と比較してみるのも面白そうですね。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員