おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独製造業PMI53.7(予想55.7 前回55.9)
・ユーロ圏製造業PMI53.3(予想54.5 前回54.6)
・米製造業PMI55.6(予想55.0 前回54.7)
【発言、ニュースなど】
中国長期格付け
S&Pは、中国の長期ソブリン格付けを「Aプラス」に据え置いた
メイ英首相
「EU離脱は、悪い合意ならない方がまし」
「英国とEUは袋小路に陥っている」
EU関係者
「離脱交渉は建設的なムードが持続されるだろう。EUは冷静な対応を続け、非難合戦には参加しない」
日米貿易協議
当初21日開催予定の日米貿易協議(FFR)の2回目会合は24日以降になるもよう
トゥスクEU大統領
「先日のEU首脳会談での英国のスタンスは強硬だった」
WTO、米中を調停へ
世界貿易機関の紛争解決機関は21日、米国が通商紛争でのWTO判断を順守していないとして年間約70億ドル相当の対米報復措置の承認を求めた中国の要請について、両国間の調停をすることを決めた
【為替】
前日に引き続き、この日も主役は欧州通貨、というよりポンド。
欧州タイムまでユーロ、ポンドともに堅調に推移し、ユーロドルは一時6月以来1.18を回復。
その後メイ首相発言によるポンド急落を機に、前日上げた欧州通貨に利益確定売りが出ました。
主な対円相場
| 09.21 10:00 | 高値 | 安値 | 09.22 06:00 |
ドル円 | 112.505 | 112.873 | 112.503 | 112.577 |
ユーロ円 | 132.579 | 133.127 | 132.151 | 132.285 |
ポンド円 | 149.352 | 149.714 | 146.983 | 147.260 |
トルコリラ円 | 18.015 | 18.160 | 17.828 | 17.835 |
南アランド円 | 7.859 | 7.942 | 7.801 | 7.860 |
(時間は東京タイム)
昨日予定されていた日米通商協議は月曜日に変更となり、日米首脳会談の直前となることから協議の行方が注目されます。
【債券】
米債2年物利回り2.800(-0.004)、10年物利回り3.063(+0.000)
利回り格差26(前日27)
期待インフレ率2.153(+0.003)
ISD1.890(+0.004)
CFTC米10年債-684,712枚(-2,028枚)
CMEによると、年4回利上げ確率は87%へ低下です。
【株式】
ダウ26,743.50ドル(+86.52)
ナスダック7,986.96(-41.28)
ナスは8,000を割り込んで引けた一方、ダウは史上最高値更新が続きます。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比10.00ドル安の1,201.30ドルにて終了。
今朝は東京金が45円安4,325円、東京白金は24円安2,983円にて終了しています。
SPDR742.23トン(前営業日比変わらず)
GSR83.66(前営業日比-1.02)
CFTC金-10,844枚(-3,254,枚)
CFTC銀-25,516枚(+1,887枚)
CFTC白金-2,210枚(+5,358枚)
CFTCパラジウム7,008枚(+521枚)
白金は先2本が売り取組になったと思われ、下げにくく上げやすい中身になっています。
【原油】
NY原油11月物は前営業日比0.46ドル高の70.78ドルにて終了。
今週の堅調な流れを引き継いでの引けとなりました。
また稼働中の掘削装置(リグ)は、前週比1基減の866基となっています。
【月曜日予定のイベント、経済指標】
17:00 独IFO(景気動向、現況評価値、期待値)
20:30 トルコ景気動向指数、設備稼働率
21:30 米シカゴ連銀全米活動指数
23:30 米ダラス連銀製造業活動指数
金の下落はメイちゃんに助けられた感はありますが、変化日ということも考慮しましょう。
要人発言で相場が動く展開が続きます。
月曜日は中国もおやすみですので、このまま火曜日を迎えることを願います。
今週もありがとうございました。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員