おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・独生産者物価指数[前月比]0.2%(予想1.7% 前回0.3%)
【発言、ニュースなど】
ボルトン米大統領補佐官
「(11月の中間選挙に関して)ロシアだけなく、中国、イラン、北朝鮮による介入を警戒している」
スワップ協定
カタール中銀は、トルコとカタールの中銀が金融危機時に互いの通貨を融通し合う「スワップ協定」を締結したと発表した
トルコの提案を拒否
米国人牧師釈放の代わりに、米国から罰金を科される可能性があるトルコの銀行救済を求めるトルコ政府による提案について、米トランプ政権はこれを拒否(WSJ)
エルドアン・トルコ大統領
「経済に対する攻撃は、我々の国旗への攻撃と相違ない」
市場関係者を招集
中国の証券規制当局は20日、証券会社のエコノミストやストラテジストから市場に対する見方を聞くため、非公開の会合を実施した
ボスティック・アトランタ連銀総裁
「米経済は非常に良くGDPは強い」
「米国の失業率は歴史的に見て非常に非常に低い」
「経済は依然と比べさらなる刺激を必要としていない」
「FEDの独立は特に重要」
「トルコやベネズエラの市場に注目」
「年内あと一回の利上げを見込む」
米をWTO提訴
米国がトルコ製の鉄鋼・アルミニウムへの輸入関税を引き上げたことに関し、トルコは世界貿易機関(WTO)での紛争処理手続きに入った
トランプ米大統領
「パウエルFRB議長の利上げに不満」(ブルームバーグ)
「中国と欧州は為替を操作している」
「利上げ継続ならFRBを批判するだろう」
「今週の貿易協議で中国から多くを予想せず」
「中国との貿易摩擦収束させる期限存在せず」(ロイター)
【為替】
欧州タイムは再びトルコリラが下落しドルが買われる動きが見られ、ユーロドルは一時1.14割れとなりました。
ところが終盤トランプ大統領がFRBの政策運営に言及したため、市場ではドル安が進行。
ドル円は110円近辺まで下落しています。
主な対円相場
|
08.21 10:00 |
高値 |
安値 |
08.22 06:00 |
ドル円 |
110.493 |
110.684 |
110.017 |
110.058 |
ユーロ円 |
126.325 |
126.464 |
126.074 |
126.317 |
ポンド円 |
140.791 |
141.216 |
140.727 |
140.839 |
トルコリラ円 |
18.398 |
18.464 |
17.798 |
18.056 |
南アランド円 |
7.518 |
7.652 |
7.497 |
7.555 |
(時間は東京タイム)
昨日の朝10時から比べると、全体的にはクロス通貨の上昇が確認されます。
【債券】
米債2年物利回り2.585(-0.021)、10年物利回り2.817(-0.043)
利回り格差23(前日25)
期待インフレ率2.076(-0.012)
ISD1.844(+0.010)
ドル安やトルコ情勢を受け、債券が買われました。
【株式】
ダウ25,758.69ドル(+89.37)
ナスダック7,821.01(+4.68)
米中協議への期待から、続伸しました。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比10.40ドル高の1,194.60ドルにて終了。
今朝は東京金が1円安4,204円、東京白金は14円高2,814円にて終了しています。
SPDR772.24トン(前営業日比変わらず)
GSR81.43(前営業日比+0.49)
東京白金はかなり取組が減少しており、このまま上の可能性も出てきました。
【原油】
NY原油9月物は前営業日比0.52ドル高の66.43ドルにて終了。
米中衝突懸念後退もあり、買い戻しが進んでいます。
【本日予定のイベント、経済指標】
10:30 豪中銀議事録
本日よりトルコは「犠牲祭」のため、連休入りとなります。
今晩は大きな経済指標の発表もなく、引き続き米中協議関連の報道に振り回される予定です。
注目の甲子園決勝は14時からですので、日中は穏やかな相場を期待したいですね。
本日の関西地方のお天気は曇りです。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員