おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・中国製造業PMI51.2(予想51.3 前回51.5)
・日銀政策金利-0.1%(予想-0.1% 前回-0.1%)
・ユーロ圏消費者物価指数[前年比]2.1%(予想2.0% 前回2.0%)
・ユーロ圏GDP[前期比]0.3%(予想0.4% 前回0.4%)
・米個人所得0.4%(予想0.4% 前回0.4%)
・米個人支出0.4%(予想0.4% 前回0.5%)
・米PCEコア・デフレーター[前月比]0.1%(予想0.1% 予想0.2%)
・米シカゴ購買部協会景気指数62.5(予想62.0 前回64.1)
・米消費者信頼感指数127.4(予想126.0 前回127.1)
【発言、ニュースなど】
ファズリ・イラン内相
「米国を交渉相手として信用していない」
ハント英外相
「合意なきEU離脱の可能性高まっている」
米中緊張緩和期待
「米中が貿易戦争の緊張緩和目指し協議の再開を検討している」(ブルームバーグ)
NAFTA再交渉
米国とメキシコがNAFTA再交渉で自動車を巡り合意に近づいた(ブルームバーグ)
【為替】
日銀による「緩和はそのまま継続するが、銀行への配慮からある程度の金利のブレは容認」政策を受け、ドル円に対する警戒はひとまず後退。
NYタイムに流れたブルームバーグ報道による米中緊張緩和期待もあり、ドル円は111円94銭まで上昇。
ユーロドルはNY入口あたりから下げ始め、現在は再び1.17を割る水準での取引。
ポンドドルもハードブレグジットに対する懸念から、一時1.31割れとなりました。
一方人民元は持ち直しています。
また好調なGDPやNAFTA報道により、カナダドルの上昇も目立ちます。
【債券】
米債2年物利回り2.669(+0.008)、10年物利回り2.960(-0.013)
利回り格差32(前日33)
期待インフレ率2.127(-0.005)
ISD1.836(+0.016)
日銀会合を経て日本国債利回り低下から、米10年債利回りも低下しました。
【株式】
ダウ25,415.19ドル(+108.36)
ナスダック7,671.79(+41.79)
米中貿易戦争緩和期待から、株価は上昇いたしました。
【貴金属】
NY金12月物は前営業日比2.10ドル高の1,233.60ドルにて終了。
今朝は東京金が30円高4,393円、東京白金は47円高3,020円にて終了しています。
SPDR800.20トン(前営業日比変わらず)
GSR79.29(前営業日比+0.03)
東京金は一時7営業日ぶりに4,400円の大台を回復しました。
【原油】
NY原油9月物は前営業日比1.37ドル安の68.76ドルにて終了。
前日の上昇に対する反動や在庫増観測を受け、反落となりました。
米API週間石油統計によると、原油在庫は560万バレル増でした。
【本日予定のイベント、経済指標】
10:45 中国財新メディア製造業PMI
15:00 英ネーションワイド住宅価格
16:55 独製造業PMI
17:00 ユーロ圏製造業PMI
17:30 英製造業PMI
18:00 印中銀政策金利
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:15 米ADP雇用統計
22:45 米製造業PMI
23:00 米ISM製造業景況指数、建設支出
27:00 FOMC政策金利
昨日の日銀決定に関してはネガティヴな反応と考えていましたが、他がよければ当然ポジティヴな反応にもなり得るということでしょう。
今晩はFOMCですので、夕方の話題にいたします。
昨日は住吉さんに行ってまいりましたが、ちょうど日が傾く時間帯でしたので写りが暗いです。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員