おはようございます。
【昨日発表された主な経済指標】
・米シカゴ連銀全米活動指数-0.15(予想0.30 前回0.42)
・米新築住宅販売件数68.9万件(予想66.7万件 前回64.6万件)
・米ダラス連銀製造業活動指数36.5(予想24.9 前回26.8)
【発言、ニュースなど】
中国の投資を制限
トランプ大統領は米国の航空宇宙、ロボット工学、医療機器など、中国製造2025で定められた業界の企業に対する中国の投資を制限する方針であるFT紙)
北朝鮮国営メディア
「日本は平和と安全に関する野心を正さなければ、日本が無視されるという結末が避けられないということに気付くだろう」
生産拠点を米国外に
ハーレーダビッドソンは、欧州向けの二輪車製造を米国から外国に移す方針を明らかにした
ナバロ米国家通商会議(NTC)委員長
「投資抑制策は計画していない」
「トランプ大統領は中国だけを名指ししているのではない」
【為替】
トランプ政権による保護主義懸念からドルが売られる展開に。
週明け109円90銭近辺でスタートしたドル円はFT紙による報道を受け、109円37銭まで下落。
ナバロ発言で一気に110円を回復する場面も見られましたが、現在は109円70銭近辺です。
ドル売りの流れを受けユーロドルは6月14日以来の1.17台を回復。
残念なことにユーロが積極的に買い戻されたというよりも、以前も書きました「消去法的」買い戻しです。
【債券】
米債2年物利回り2.533(-0.008)、10年物利回り2.882(-0.013)
利回り格差35(前日35)
期待インフレ率2.122(-0.014)
ISD1.773(-0.010)
貿易戦争激化懸念により利回りは低下しましたが、ナバロ発言で下げ幅を縮小しました。
【株式】
ダウ24,252.80ドル(-328.09)
ナスダック7,532.01(-160.81)
ダウは一時500ドル下げましたが、引け前のナバロ発言を受け下げ幅を縮小しました。
【貴金属】
NY金8月物は前営業日比1.80ドル安の1,268.90ドルにて終了。
今朝は東京金が13円高4,460円、東京白金は2円安3,078円にて終了しています。
SPDR820.21トン(前営業日比-4.42トン)
GSR77.86(前営業日比+0.33)
昨晩の東京金内部要因取次者経由買い越しが初めて1万枚を越えました。
【原油】
NY原油8月物は前営業日比0.17ドル安の65.54ドルにて終了。
貿易戦争激化懸念による需要減退懸念から、反落となりました。
【本日予定のイベント、経済指標】
22:00 米S&P/ケース・シラー
23:00 米消費者信頼感指数、リッチモンド連銀製造業指数
本日は貴金属納会、6月限おつかれさまでした。
本日もよろしくお願いいたします。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、農産物、オプション)、証券一種外務員