今後の東京金価格の行方を占ううえで大事なこととして、まずは「米長期金利上昇とドル安が共存する異空間における相場環境」の見極めが重要と思われます。
また、著しく偏りが見られる東京市場の内部要因も十分考慮する必要があります。
さらにオリンピックが終了したあとの地政学的リスクも要警戒でしょう。
2月25日に無事閉会式を終え、平昌オリンピックは幕を閉じました。
続いて「2018平昌冬季パラリンピック大会」が、3月9日~18日の日程で開催されます。
1週間のインターバルがありますので、オリンピック閉幕からパラリンピック開幕、さらにはパラリンピック期間中からお彼岸あたりまでの東京金価格推移を各大会ごとにまとめておきました。
2014ソチ(オリンピック閉幕2月23日、パラリンピック3月7日~16日)
2010バンクーバー(オリンピック閉幕2月28日、パラリンピック3月12日~21日)
2006トリノ(オリンピック閉幕2月26日、パラリンピック3月10日~19日)
2002ソルトレーク(オリンピック閉幕2月24日、パラリンピック3月7日~16日)
1998長野(オリンピック閉幕2月22日、パラリンピック3月5日~14日)
長野を除くと、全体的には期間の後半に安値を出す傾向があるのかもしれませんね。
パラリンピック開幕はとりあえず買いでしょうか。
今年はほぼ節分天井でしたので、「彼岸」も頭に入れておいた方がよいでしょう。
明日はNY金と東京金のファンド勢買い越し推移をご覧いただきます。
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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱
谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、オプション)、証券一種外務員
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