【補足】「バーナンキ・ショック」とは? | 浪風谷本

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三日前「バーナンキ・ショック」「トランプ・ショック」を更新しましたが、「もう少し先はどうなったか?」と聞かれましたので、とりあえずバーナンキ・ショック後9月いっぱいまで掲載いたします。

 

 

 

2013年5月のバーナンキ議会証言、6月FOMCを経て米債利回りは上昇を続けますが、NY金、東京金とも「利回り上昇にも負けず」頼りないながらも上昇いたしました。

今回はどうなるでしょうね。

 

【バーナンキ・ショックとは?】

第一波動

日本時間2013年5月22日23時からバーナンキFRB議長は米上下両院合同経済委員会で議会証言を行い、緩和姿勢を堅持するとのことから市場はドル安反応。

その後の質疑応答において「経済見通しに応じて資産購入ペース早めるか落とす用意ある」と証言。

この一言をキッカケに市場ではFRBによる出口戦略警戒が一気に広がり、ドル高が進行。

23日の日経平均先物ではサーキットブレーカーが発動するなど、東京市場は荒れました。

東京金は前日比55円安の4,501円でした。

第二波動

第一波動の翌月、6月18,19日のFOMCにおいて、金融政策の維持を決定。

その後の会見でバーナンキ議長は、「今年中に債券の購入金額を減額し、2014年半ばに完全に終了する可能性がある」と1ヵ月前よりもさらに踏み込んだ発言をし、新興国市場を中心に動揺が広がりました。

当日6月20日の東京金は26円高4,212円でしたが、翌日は125円安、翌1週間でさらに250円下落し、東京金はようやく底を打ちました(6月28日3,750円)。

 

お知らせ

おそらく今晩の内部要因更新は遅くなると思います。

ご迷惑をおかけいたします。

よろしくお願いいたします。

 

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日本フィナンシャルセキュリティーズ㈱

谷本 憲彦
商品アナリスト・東京商品取引所認定(貴金属、石油、オプション)、証券一種外務員

 

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