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市況
<昨晩発表された主な米経済指標>
・輸入物価指数-0.2%(予想-0.2% 前回0.4%)
・財政収支1,762億ドル(予想-1,690億ドル 前回-1,920億ドル)
・EIA週間石油在庫-216.6万バレル クッシング地区+27.6万バレル
<為替>
昨晩注目された米ロ外相会合でしたが、「シリア問題は平和的解決で協力継続」を合意。
このときにドルは買い戻され、110円を割り込んで以降の高値109円86銭をこのときに記録。
一時高まっていた緊張が緩和されたこともありドルは買戻しの兆しを見せましたが、
突如としてトランプ大統領による「ドルは強すぎる」発言が伝わりドルは下落。
「中国を為替操作国に認定しない」「「イエレン議長を敬愛している」
「議長を続けるよう指名するかは決めていない」「ドルが強くなっているのは自信への信頼が理由」「中銀の低金利政策は好ましい」「習主席は北朝鮮に対して正しいことをすると思う」
「ロシアがシリア化学兵器攻撃を事前に知った公算は低い」
ドル円は現在109円をはさむ動きとなっており、11月17日以来の109円割れ。
ユーロドルは急伸し1.067台を回復するなど、ドルは全面安となっております。
先日の日銀短観では、想定為替レートが上期108円45銭、下期108円42銭となっております。
108円半ばを下抜けるかどうか、重要な局面に差し掛かってまいりました。
<債券>
米国債10年物利回りは2.239まで低下して終了。
WSJ紙が伝えたトランプ大統領による発言を受け、金利は低下。
先日のフィボナッチ38.2%を割れましたので、次は2.177~2.151警戒か。
<株式>
ダウは59.44ドル安の20,591.86ドルにて終了。
地政学的リスクがトランプ大統領による経済政策を阻害するとの懸念から続落。
先日は20,500ドル割れを回避いたしましたが、今回は踏ん張れるか。
20,000ドルを割り込む事態となると、さすがに心象も悪くなりそうです。
<貴金属>
NY金6月物は3.90ドル高の1,278.10ドルにて終了。
現在のところ50銭円高、11.1ドル高で21円高換算でしょうか。
白金は5円高換算です。
とりあえず4,500円の板を見てからでしょうか。
SPDR836.77トン(前営業日比変わらず) GSR68.69(前営業日比+0.05)
<原油>
NY原油5月物は0.29ドル安の53.11ドルにて終了。
トランプ銘柄との根拠の一つに親露政策が挙げられますが、現在は微妙ですよね。
ルーブルはまた上昇し始めておりますので、決定的には悪化していないと思います。
本日の経済指標
08:50 日本マネーストック
10:00 豪消費者インフレ期待
10:30 豪雇用統計
11:00 中国貿易収支(時間未定)
15:00 独消費者物価指数
21:30 米生産者物価指数、新規失業保険申請件数
23:00 米ミシガン大学消費者信頼感指数
今朝のドル安はちょっとだまし討ちのようなかんじですね。
Xデーが15日と騒がれておりますが、ここまで騒がれるとないような気もいたします。
いずれにいたしましても、圧倒的戦力差のある紛争は金売りでしょう。
本日もよろしくお願いいたします。
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