おはようございます。
概況
昨晩の最重要イベントでありましたECB理事会。
一部報道において理事会とドラギ総裁の不和が懸念されましたが、
総裁は追加措置の準備に触れ、かつ全会一致であったことを強調。
ドラギ総裁自身もこれまでの報道に対し否定的な姿勢を見せ、
これらの安心感も欧州株高につながったようです。
先日のブラード・セントルイス総裁発言といい、
いったん落としてから持ち上げる手法が流行っているのですかね。
NY市場も欧州株高の流れや米経済指標の改善もあり、
ダウは69.94ドル高の17,554.47ドルにて終了いたしました。
新規失業保険申請件数は27.8万人の結果となり、
今晩の雇用統計への期待も高まっています。
ドル円に関しては昨日の日中オプション決済絡みで乱高下しましたが、
現在のところは115円台でのしっかりとした動きとなっております。
貴金属
NY金12月物は3.10ドル安の1,142.60ドルにて終了。
一時2010年7月以来のの1,137.20ドルまで下げましたが、続かず。
現在のところ83銭円安、3.3ドル安で20円高換算でしょうか。
昨日の東京の内部要因を見ると金本命と思いましたが、
今晩の雇用統計前はさすがに4年ぶり安値更新は見送りでした。
SPDRは732.83トンと約3トン減少。
今晩の雇用統計に期待し、様子見としております。
本日の経済指標
16:00 独鉱工業生産、貿易収支、経常収支
18:30 英商品貿易収支
22:30 米雇用統計
29:00 米消費者信用残高
子だくさんのひとり言
昨晩もきれいな月夜でしたが、今晩は満月ですね。
東京市場の当業者売り越しは約3万5,000枚となっており、
今年の5月末水準となっております。
6月第1週の末で4万4,000枚が売り越しピークでしたが、
値段は第1週月曜日の4,075円が最安値。
そういった意味でも今晩の雇用統計には注目かつ期待です。