ダウは一時460ドル下落、ドル円は105円台 | 浪風谷本

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おはようございます。


概況

世界経済はアメリカだけが頼りでしたが、昨晩もダウは大幅下落。


昨晩発表された米小売売上高は-0.3%の結果に。


NY連銀景気指数は20.25の予想が6.17と大幅に減速。


米国内2例目となるエボラ感染患者の疑いも出たことから、


ダウは173.45ドル安の16,141.74ドルにて終了いたしました。


一時460ドル安まで下落し持ち直したものの、


先行きへの警戒感は高まっております。


ドル円も105円前半まで下落し、米10年債利回りは一時2%割れ。


先月24日にヒンデンブルグ・オーメンが発生したと言われていますが、


・77%の確率で5%以上の下落


・41%の確率でパニック売り


・24%の確率で重大なクラッシュと言われております。


特にエボラ出血熱に関してはここで食い止めないと、


今後の対応は全くの未知の領域と言われております。


投資家心理は間違いなく悪化しており、重大なクラッシュも警戒です。


貴金属

NY金12月物は10.50ドル高の1,244.80ドルにて終了。


現在のところ1円45銭円高、13.6ドル高で7円安換算でしょうか。


NYはゴールデンクロス形成寸前、前回ボトムから18週。


さすがに一度戻りそうですので、金はさらに縮小、プラ売りキープ。


ひょっとすると次回FOMCでQE3継続ともなりかねませんので、


ここは警戒したいと思います。


本当は消費税10%限月となる新ポを買いたかったのですが、


消費増税もままならなくなってきた可能性も出てきましたからね。


ちなみにGSRは72まで上昇しておりますので、リスク資産警戒です。


本日の経済指標

18:00  ユーロ圏貿易収支、消費者物価指数


21:30  米新規失業保険申請件数


22:15  米鉱工業生産、設備稼働率


23:00  米フィラデルフィア連銀景況指数、NAHB住宅市場指数


29:00  米対米証券投資


子だくさんのひとり言

今晩も雇用や景気指標の発表が控えていますが、


とりあえずエボラ感染拡大防止への安心感がないとダメでしょうね。


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