おはようございます。
概況
今朝3時に公開されたFOMC議事録は予想よりもタカ派な内容に。
これを受けドル円は一時103円80銭台まで上昇、
ユーロドルは1.32台中盤まで下落するなどドル高の様相に。
ダウも瞬間売られる場面もありましたが、59ドル高にて終了。
議事録では景気認識の上方修正が強まっており、
利上げ時期の前倒しに言及する場面も見られました。
ほとんどの委員は労働市場が正常化に近いとの認識で、
インフレ率も2%に近づくとの見解でした。
一方で雇用に関しては未だ慎重な見方も残っており、
今回の議事録は様々な見方もありますが、
とりあえず市場はタカ派内容ととらえたようです。
一部ではドルに対する売りターゲットが円にシフトしたとも言われ、
年初来高値105円台も視野に入ってくると思われます。
貴金属
NY金12月物は1.50ドル安の1,295.20ドルにて終了。
議事録公開後に瞬間1,290ドル割れまで下落し、
現在のところ58銭円安、5.3ドル安で7円高換算でしょうか。
昨晩一部買い玉は外しましたので、あとはイエレン講演か。
来週のロシア・ウクライナ会談までにはもう少し外したいです。
本日の経済指標
10:45 中国HSBC製造業PMI
16:30 独製造業PMI、非製造業PMI
17:00 ユーロ圏製造業PMI、非製造業PMI、総合PMI
17:30 英小売売上高
21:30 米新規失業保険申請件数
23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数、中古住宅販売件数など
子だくさんのひとり言
意外とタカ派な議事録でありましたが、
景気認識に関してはポジティヴサプライズとなったようです。
これでひとつクリアいたしましたので、あとはイエレン議長ですね。