おはようございます。
概況
昨晩もイエレン議長による議会証言が行われましたが、
ほぼ前日同様雇用とインフレには慎重な見方を示す一方、
大幅な改善が見られた場合の早期利上げも示唆いたしました。
ダウは好決算を追い風に77.52ドル高の17,138.20ドルにて終了。
ドル円は底堅さをみせるもののレンジは抜けきれず、
相変わらず101円70銭をはさんだ展開となっております。
気になるのは、イエレン議長の質疑応答のなかで、
年内に出口戦略の詳細を公表するとしていること。
バーナンキ前議長の場合は数値目標を設定してくれていましたが、
はたしてどのようなタイミングで公表してくれるのか。
少なくとも早期の利上げ期待が後退することはなさそうです。
貴金属
NY金8月物は2.70ドル高の1,299.80ドルにて終了。
中国GDPの改善やインドの金輸入量が急激に増加した一方で、
早期の利上げ期待や株高から引値で1,300ドルは超えられず。
東京市場は現在のところ3銭円高、0.7ドル上昇で1円高換算か。
昨日9時寄り付き4,240円で大きな買いが入っていましたが、
ここはいずれ下回ってくる内部要因となっております。
一方でメリマンのボトム予想は1,281ドルですから、目先4,200円か。
連休も控えておりますので、もう少しポジションは縮めたいです。
本日の経済指標
09:00 豪コンファレンスボード景気先行指数
14:00 日銀金融経済月報
18:00 ユーロ圏消費者物価指数、建設支出
21:30 米住宅着工件数、建設許可件数、新規失業保険申請件数
23:00 米フィラデルフィア連銀景況指数
子だくさんのひとり言
先週半ばには自己の売り越しが12,000枚程度に縮小していましたが、
下げとともに18,000枚程度まで売り越しが拡大しつつあります。
出来高は微増ですが、助かった4月の売り玉が落ちたためか。
見た目以上に委託は買い越しに転じていると思われます。
が、連休前ですので慎重にならざるを得ませんね。