おはようございます。
概況
昨晩はロシアによるクリミア編入のニュースで持ちきりでしたが、
市場ではさらなる懸念は後退したとの観測からダウは88ドル高。
プーチン大統領は日本時間昨日20時から演説をし、
クリミア編入に関する手続きに入ったことを伝えるとともに、
他のウクライナ地域に関しては手をつけない考えを表明しました。
20時を前にリスク回避の動きが見られましたが会見を機に一変、
リスク資産が買われ、特にオセアニア通貨の上昇が見られました。
米住宅関連の指標も追い風となったようです。
その後ウクライナ部隊がロシア軍から攻撃を受けたことにより、
ドル円は一時的に101円30銭台をつけましたが、
今のところは落ち着いた動きとなっております。
今後欧米諸国からさらなる追加制裁の動きも予想されますが、
ひとまずは今晩予定されているFOMC政策金利でしょうか。
貴金属
NY金4月物は13.90ドル安の1,359.00ドルにて終了。
どう考えても上がると思いましたが、助かりました。
直近安値4,440円を割り込みましたのでFOMCを控えていますので、
4,400円もしくは4,366円あたりでの抵抗は覚悟しております。
報道を見ていると地政学的リスクを意識してしまう内容でしたので、
今日の安寄りも引き続き買いが入りそうなかんじはしています。
昨日も4,500円、9時寄り付きの4,481円、4,450円は買われたか。
夜間出来高15,355枚は不満ですが、今日もガマンいたします。
本日の経済指標
08:30 豪ウェストパック先行指数
08:50 日本貿易収支
18:30 英中銀議事録、失業者推移、失業率
19:00 ユーロ圏建設支出、労働コスト
21:30 米経常収支
27:00 FOMC政策金利
子だくさんのひとり言
良し悪しは別として、一国の大統領はああでないといけませんね。
関西の朝の報道でも言っていましたが、
プーチン理論でいくと北方領土も返してもらえそう。
クリミアの分増えるし、今なら何を言っても聞いてくれそうですけど…。