おはようございます。
概況
日本時間今朝4時に発表されたFOMC政策金利に変更はありませんでしたが、
月額850億ドルの資産買い入れについては750億ドルに縮小。
半年前にバーナンキ議長が言っていた年内縮小がようやく実現いたしました。
会見でも経済の進展を強調する一方低金利は継続、
フォアードガイダンスも失業率6.5%超、インフレ基準2.5%に変更はナシ。
財政協議に関しても先ほど上院でも財政合意案が可決されました。
これらを受けダウは292.71ドル高の16,167.97ドルにて終了し、
ドル円も約5年ぶりとなる104円台を回復いたしました。
市場ではサプライズとなった緩和縮小もアメリカ経済の力強い回復と捉えられ、
バーナンキ会見からも強い自信が伺えました。
一方で本日は日銀政策決定会合初日となりますが、
緩和姿勢強調だと日米金融政策の相違からさらなる円安進行も予想されます。
貴金属
NY金2月物は4.90ドル高の1,235.00ドルにて終了。
その後のFOMC決定を受け、現在は1,218ドル近辺でしょうか。
まさかの動かない展開となってしまいました。
とはいえ今回の縮小開始が特に新興国に与える影響は大きそうで、
とりあえず上海タイムから注目ですね。
売りポジションを縮めていた分、戻り売り対応としております。
本日の経済指標
14:00 日本景気先行CI指数、景気一致CI指数
18:00 ユーロ圏経常収支
18:30 英小売売上高指数
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 米中古住宅販売件数、フィラデルフィア連銀景況指数など
子だくさんのひとり言
バーナンキ議長はやってくれましたね。
うまいことソフトランディングできるか、イエレン次期議長にも期待いたします。