おはようございます。
概況
昨晩は議事録公開前にもあるていどのドル高が進行。
ECB関係筋によるマイナス金利の検討発言や、
ブラード・セントルイス連銀総裁による早期のQE縮小発言、
アメリカ小売売上高が0.1%の予想に対し0.4%であったことがあげられます。
後半に発表がありましたFOMC議事録ではQE縮小の可能性に言及していますが、
一方では代替策による緩和政策にも触れております。
ここが迷わせている部分ですが、市場はドル高の流れが継続。
少なくともここまでのイエレン副議長による発言内容や前回雇用統計を考えると、
次回会合での緩和縮小期待が大きく前進したと言えそうです。
ダウは66.21ドル安の15,900.82ドルにて終了。
ドル円は動きなく、相変わらず100円を行ったり来たりです。
せっかく持ち直りつつあった中国ですが、怖いのは6月の再現でしょうか。
新興国への影響が懸念されるところです。
貴金属
NY金12月物は15.50ドル安の1,258.00ドルにて終了。
FOMC議事録公開を受け、現在は1,240ドル近辺までさらに下落。
売りなおした玉は一部4,050円で利食いしてしまいましたが、仕方ありません。
4,000円割れは追撃のポイントになりそうですが、少なくとも売りは維持か。
本日の経済指標
17:30 独製造業PMI、非製造業PMI
18:00 ユーロ圏製造業PMI、非製造業PMI、総合PMI
18:30 英公共部門純借入所要額
22:30 米生産者物価指数、新規失業保険申請件数
24:00 米フィラデルフィア連銀景況指数、ユーロ圏消費者信頼感
子だくさんのひとり言
どうしても3時に起きるクセがついてしまったのか、
結局4時までそのまま値段を見て、そのまま朝を迎えました。
寝不足ですが、ここまで売りを粘ったかいがありました。
公聴会で副議長はまったくそぶりも見せませんでしたけどねぇ。