中国戦線復帰 救世主となるか? | 浪風谷本

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次の10年へ

おはようございます。


概況

昨晩も引き続き財政協議の難航が重しとなり、ダウは136ドル安にて終了。


マーケットでは週末に進展するとの期待が強かったようで、


やや失望的な週明けとなったようです。


ドル円もここ最近97円でなんとか踏ん張っていましたが、


ついに96円台が主戦場となっております。


現在は200日線である96円70銭付近でのもみ合いとなっておりますが、


この水準から朝方付けた96円50銭を抜けると95円80銭近辺でしょうか。


最悪アメリカデフォルトへ向けたポジションも進んでいるようですし、


楽観論では片付けられない様相となってきたようです。


議会ではお休み中の連邦政府職員に対する給料支払いへ向け、


与野党は協議に入っているようなので政府機関閉鎖はそろそろ解除か。


とはいえ債務上限引き上げ前のごたごたは他国からも非難されており、


最大の債権国である中国などからも初めて声明が出ました。


その中国ですが、ようやく国慶節のお休みが明けます。


休み中の経済指標もよかったことから、救世主となりえるか。


IMFは中国のバブル崩壊へ警鐘を鳴らしておりますが、注目です。


貴金属

NY金12月物は15.20ドル高の1,325.10ドルにて終了。


欧州タイムから上げ始めましたので買った方がいいかなぁと思いながら、


結局売りポジション継続としております。


45銭円高で7.5ドルほど高いので、1ケタ高いぐらいでしょうか。


日経新聞にも出ていましたが、まさに中国が金市場の救世主となるか?


バーゲンハンターとして中国に下支えられた今年の金相場ですが、


はたして上へ加速するだけの力があるのか。


記事ではやはり上海プレミアムの低下が懸念されていましたが、


そういう意味でも今日の10時前後は注目ですね。


4,130~4,150円の戻り売り方針は変わらず、上抜けの場合はヘッジ買いか。


本日の経済指標

08:50  日本国際収支


15:00  独貿易収支、経常収支


19:00  独製造業受注


21:30  米貿易収支


子だくさんのひとり言

今月に入ってからは特に仕事になりません。


相場を獲りにいくよりはいかにやられないようにするか。


今はそんな時期でしょう。


週末3連休はクライマックスシリーズ三昧でしょうか。


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