おはようございます。
概況
昨晩注目のADP雇用者数は13万5,000人増の結果となりました。
予想16万5,000人、前回は11万3,000人(11万9,000人から修正)であったので、
予想を下回る結果となり、かつ前回数字を上回ったため緩和縮小期待も台頭。
ダウは216.95ドル安の14,960.59ドルにて終了し、15,000ドルを割りました。
一方ISM非製造業は53.7となり、こちらは予想、前回ともに上回っております。
しかし雇用は50.1と10ヶ月ぶりの低水準となっていますので、
いずれにいたしましても明日の雇用統計への警戒が必要と思われます。
ベージュブックでは景気の緩やかな回復が示唆されておりましたが、
今晩のECB政策金利とともに、明日まではリスクオフの展開が予想されます。
貴金属
NY金8月物は1.30ドル高の1,398.50ドルにて終了。
雇用統計を前に1,410~20ドルを抜ける力もなく、1,400ドルをはさむ動きに。
インド政府は金の輸入関税を6%から8%に引き上げる方針を明らかにしています。
東京は下値を徐々に切り下げていますが、だんだん買いがたまってきたでしょうか。
本日の株式市場も軟調さが予想されますので、もう少し下値は警戒が必要。
出っ張っている売りは利食いしてノーポジにしたいですが、
もう少しこのまま様子見とさせていただきます。
本日の経済指標
10:30 豪貿易収支
19:00 独製造業受注
20:00 英中銀政策金利
20:45 ECB政策金利
21:30 米新規失業保険申請件数
子だくさんのひとり言
昨日は安倍首相講演材料出尽くしで下がると予想していたのに、何もせず。
今週はイベント目白押しですから、手が止まってしまいますね。