おはようございます。
概況
昨晩もアメリカの財政の崖問題や欧州懸念などによる不透明さなどから
リスク回避の動きが続いていました。
ダウは100ドルほど下落していましたがベイナー下院議長の発言で流れは一変。
歳出削減策で合意できるのであれば歳入に関しても交渉に入る用意があり、
オバマ大統領との合意には楽観的であると述べました。
この発言を受け、ダウは結局106ドル高と切り返して終了。
ユーロもドルに対してギリシャ支援合意からの下落の3分の2を取り戻しました。
オバマ大統領もツイッターを駆使するなどして積極的に行動しており、
クリスマス前の合意を目指しているとのことです。
ベージュブックに関しては緩やかな回復とのことで特に影響は見られませんでした。
ドル円も82円台へと入ってまいりましたが、円売りポジション解消の動きでしょう。
日経平均がどこまで戻すかですね。
貴金属
NY金2月物は26.00ドル安の1,718.80ドルにて終了。
序盤のダウの下げで連休前の値段をブレイクしたことからストップロスがかかり、
その後リスク商品の戻りにつられて金も戻ったということでしょうか。
変化日の動きからすると、先週末の月初来高値が天井ですから、来週ボトムか?
ただ、ドル円を考えますと選挙も近いから売り放置とはいかないでしょうね。
NYの出来高は急増ですが、これはおそらく限月移行に伴っての建玉でしょうか。
1,700ドルのプットの買いが大量に出たとのことですから、
受けるためのヘッジで先物市場に売りが出たとの解釈でしょうか。
日中に答えが見つかるかもしれませんが、とりあえず寄り付きはスルーで。
本日の経済指標
17:55 独失業者数、失業率
18:30 英消費者信用残高、マネーサプライ、住宅ローン承認件数など
19:00 ユーロ圏サービス業信頼感、鉱工業信頼感、業況判断指数など
22:30 米GDP、個人消費、新規失業保険申請件数など
24:00 中古住宅販売成約
25:00 カンザスシティ連銀製造業活動指数
子だくさんのひとり言
上がっても悩み、下がっても悩み。
円安が余計に悩ませますので、日中の円高希望。