おはようございます。
概況
昨日の東京マーケット中は米大統領候補の選挙人獲得人数に一喜一憂し、
お昼頃オバマ大統領が激戦区を制すると一気にドル安の動きとなりました。
結果、大方の予想どうりオバマ大統領の再選となり、
これまた大方の予想どうりダウは急反落となってしまいました。
312.95ドル安の12,932.73ドルと、昨年11月9日以来の下げ幅を記録して終了。
市場の関心は今年度末に訪れるであろう財政の崖問題へ移り、
上院はなんとか民主党が過半数を維持する見込みとなったものの、
議会運営への懸念から特に金融セクターが売られたようです。
ドラギ総裁の欧州景気に対する慎重な見方も圧迫要因となりました。
そのほか石油も在庫増に加え、軟調な株価に伴い大幅安。
ユーロも対ドルで2ヶ月ぶりの安値をつけるなど、
全体的にリスク回避となっております。
貴金属
NY金12月物は1.00ドル安の1,714.00ドルにて終了。
NY時間中に一度1,700ドル割れを試す場面もありましたが、安値は1,703ドル。
昨晩にかけてほぼ買い玉は撤退し、売り越しポジションとなりました。
とにかく下げてほしいだけでしたので、買いを出すまでは頭が回りませんでした。
そもそも日中で3日分ぐらいの相場を見た気分になっていましたので、
久しぶりに相場を堪能されたお客様も多かったものの、昨日は疲れましたね。
今晩のECBや週明けのユーロ圏財務相会合へ向けてのポジションで迷いますが、
基本的には戻り売り方針継続ですので、放置でしょうかね。
本日の経済指標
08:50 日本機械受注、国際収支
09:30 豪雇用統計
16:00 独経常収支、貿易収支
21:00 英中銀政策金利
21:45 ECB政策金利
22:30 米貿易収支、新規失業保険申請件数
子だくさんのひとり言
広さと人口はともなわないものだと昨日の大統領選で認識しました。
どう見てもロムニーさんが票を獲った面積の方が広かったですものね。
途中から国盗りゲームに見えてきて、最後の方はアタック25に見えてきました。
大統領選前に期待で買われるだけでもすばらしいことです。