予想ほどよくなく、かといって悪くもなく | 浪風谷本

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おはようございます。


概況

昨晩注目の米6月雇用統計は失業率は前月から横バイの8.2%でした。


非農業部門の就業者数は前月比8万人増となり、


前月よりは若干回復したものの市場予想には届きませんでした。


前日のADP雇用統計や新規失業保険申請件数がよかったため、


今回はけっこうハードルが高かったので、その分失望へとつながりました。


QE3発動ほど悪くもなく、株式市場にとってはよくないシナリオでした。


ダウは124.20ドル安の12,772.47ドルにて終了いたしました。


ユーロドルは年初来安値を更新する場面もあるなど、ドル高円高の動きに。


欧州の国債利回りが再び上昇するなど、リスクオフ一辺倒でした。


来週も週末に中国がGDPを発表しますし、月曜日はユーロ圏財務相会合、


FOMC議事録公開や日銀政策決定会合などイベント目白押しです。


昨晩は米雇用統計が注目されていましたが、あくまで問題の根幹は欧州。


これ以上の追加緩和策が期待できない以上、ユーロ圏一部崩壊はあるでしょう。


そのクラスのネガティブサプライズがカーディナル・クライマックスとなり得ます。


昨年末からの予想では今年の6月末前後で弱材料出尽くしを想定していましたが、


問題の先送りといいますか、ピークはズレこんでいるようです。


次回変化日は今月中旬、海の日前後でしょうか。


貴金属

NY金8月物は30.50ドル安の1,578.90ドルにて終了。


雇用統計発表直後はいったん上に反応いたしましたが、なんとか下がってくれました。


あと20ドルぐらい下がってくれると期待いたしましたが、


あの時間からでは仕方ないですね。


月曜日の電子取引も安いんちゃうかなぁと期待しております。


前回安値を割ると考えておりますので、もう少し売りは引っ張ると思います。


月曜日の経済指標

08:50  日本機械受注、国際収支


10:30  豪ANZ求人広告件数


15:00  独貿易収支、経常収支


17:30  ユーロ圏センティックス投資家信頼感


28:00  米消費者信用残高


子だくさんのひとり言

昨晩のカミナリはすごかったですね。


先週のお休みも雨でしたね。


家の中で子ども達がうるさいので、外へ連れ出そうと思います。


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