日銀は緩和策が足りなかった? | 浪風谷本

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おはようございます。


概況

昨晩はスペイン国債の2段階格下げなどのネガティヴ要因もありましたが、


米経済指標がよかったことやイタリア国債入札の結果を受けリスクオンに。


ダウもマイナス圏の揉みあいから最終的には23.69ドル高の13,228.31ドルで終了。


ドル円はおそらく80円50銭のストップロスを巻き込んで、一時80円21銭まで下落。


昨日の日銀の緩和策については、頭のいい人が考えたのでしょうね。


①長期国債買い入れ額を10兆円程度増額


②ETF買い入れ額を2,000億円程度増額


③期間6か月の固定金利方式・共通担保資金供給オペは5兆円減額


④長期国債の残存期間を「1年以上2年以下」から「1年以上3年以下」に延長


⑤基金の70兆円程度の増額は2013年6月末を目途に終了


ざっと挙げればこういったところでしょうか。


インフレ目標1%達成間近といった見解を示したこともありましたので、


今後の緩和策には消極的とマーケットは見たようです。


海外からの評価も手厳しく、1ケタ足りないとまで言われております。


やはりインフレは戦後からのタブーというか、誰も手を付けれないのでしょうか。


何かあればやるという強いメッセージさえ市場に伝わるだけでよいのですが。


記者会見だけはガタイのよいヒゲ面のおっさんがやった方がいいのかなぁ。


5兆円増額で小沢さん無罪の為替水準までしか戻りませんでしたか…。


貴金属

NY金6月物は4.20ドル高の1,664.70ドルにて終了。


45日移動平均が1,674.7ドルです。


もう一息ですが、ここが戻り高値になる可能性もあります。


来月15日までは堅調予想ですが、誰も買ってくれません(-.-;)


月曜日の経済指標

10:00  豪HIA新築住宅販売


10:30  豪民間部門信用


15:00  独小売売上高指数


17:00  ユーロ圏マネーサプライM3


18:00  ユーロ圏消費者物価指数


21:30  米個人所得、支出、PCEデフレーターなど


22:45  米シカゴ購買部協会景気指数


23:00  ミルウォーキー購買部協会景気指数、ダラス連銀製造業活動


子だくさんのひとり言

かなりよい天気ですが、どこも行かないでしょう。


大阪はどこへ行っても人が多そうですし。


子どもたちには申し訳ないですが、近所の公園で遊ぶぐらいでしょうか。


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