GSRは50レベルに!バブル注意報か? | 浪風谷本

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次の10年へ

今日は商いに集中していて更新できませんでした。


このユーロとドル円で金が下がらないのでおかしいと思いつつ、


今日は貴金属ショートは増やしております。


今晩までですから、明日入電分がもう一段高もあり得ますが。


夜間取引はやや軟調になっておりますが、


最近日付が変わると同時に上がりだすのでやっかいです。


私は週に一度GSRをチェックするのですが、


それを見る限りはもういいとこまできたかなぁと思います。


GSRはGold Silver Ratioの略でして、


簡単に申しますと金価格÷銀価格×100で通常表します。


GSRが小さいと金価格と銀価格が乖離していることを意味し、


すなわち銀が相対的に高く景気の拡大を物語っています。


GSRが大きいと金が割高でありますので景気の縮小と言えるでしょう。


参考までに書きますとリーマンショック前の金、銀の戻り高値は


2008年7月15日でして、このときのGSRは50.6でした。


ここから一気に88まで拡大いたしまして、


みなさん御存じのこととなりました。


ダウはリーマンショック前までの水準に戻りましたが、


GSRも今朝入電の終値ベースでついに51.1となりました。


今回のPCがスタートしてからでは、


7/28で66.5、8/31で64.3、9/30で60.0、10/29で55.3です。


ここ1カ月のGSRの動きが急でして、この数字が40になるとバブルだそうです。


今の株価水準は相当な危険水域にあると言えるでしょう。


銀、パラジウム、そして銅などが牽引してまいりました貴金属市場ですが、


GSRから判断すると一度縮小することが考えられます。


一度試しに計算してみてください。

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