6月のブログの末尾にもふれました、夏目漱石や泉鏡花にならぶ明治の文豪[小栗風葉]氏の生誕140周年記念行事が、愛知県は半田市において【小栗風葉をひろめる会】主催にてとりおこなわれます。
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![](https://stat.ameba.jp/user_images/20140824/18/falcon-ltd/54/a7/j/t02200184_0600050313045089423.jpg?caw=800)
2014年8月17日 毎日新聞東海版朝刊より転載
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【小栗風葉生誕140周年 記念会】
日時:平成26年9月14日(日) 午後2時~
場所:春扇楼 末廣 (JR半田駅より徒歩3分・名鉄知多半田駅より徒歩10分)
会費:500円
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第一部 座談会 [風葉の酒・漱石の癇癪]
安諸靖子 氏(京都漱石の會 會員)
北村隆志 氏(文芸評論家)
小中陽太郎 氏(野村胡堂文学賞作家)
第二部 講演と能笛 [梅原猛 新作能の魅力]
藤田六郎兵衛 氏(藤田流十一世家元)
【小栗風葉生誕140周年 祝宴】
日時:同日 午後5時~
場所:古扇楼
会費:5,000円
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※公共交通機関をご利用ください。
小栗風葉というお名前をはじめて目にされるかたもいらっしゃるかと存じますが、幼少期よりたぐい稀なる非凡な才能を有し、文芸作品を通じて社会的差別と真っ向から対峙した、まさに鬼才と呼ぶにふさわしい御仁でございます。
氏の出世作である『寝白粉』は、日本近代文学初の発売禁止本となったことで知られております。
一般的に差別に言及されるかたがたは、何かしらの差別に苦しんでいる当事者が多いように感じます。
地元でも名高い薬問屋に生を受け、周囲もうらやむような天賦の才を授かっていた氏が、なぜゆえ社会的弱者に対する差別へと関心を抱いたのか個人的にとても興味をそそられます。
差別とは、今も昔も変わらず、
実力で敵わない者が、実力ではどうにもできないことを引き合いに出して自身を慰める行為
だと考えておりますので、もしかしてだけど風葉さんは優等コンプレックスをかかえてたんじゃないの~♪
名古屋市熱田・瑞穂・伏見の賃貸マンション経営
[有限会社ファルコン]