7月2日のNHKBS週刊ブックレビューに 著者の窪美澄さんが出演されて この本について語って居られました。
それを聞いて 買ってみようと思ったんですが 私が抱いたイメージの本とは全く違っていました。
一つには人間も生殖活動をする 生物の一種だと思えば 生きるのが楽になる、みたいな事をいわれて ほうほう、生物学が出てくる?
福岡伸一さんのような話?と勝手に思い、
もう一つは これを読んで 生きていくのに少しだけでも元気になれると良いな、と思います、って言われたと思うの。私は元気をもらいたい・・・・
小さな町を舞台に 登場してくる人物 それぞれの立場からの短編連作です。
最初と二つ目は高校生の兄ちゃんと主婦の不倫の話で それもまぁちょっと特殊な関係・・・よね?
三つ目はその兄ちゃんに告白した女子高生の語りで これはなんか元気になれる。たぶんパワーが前向きなのよ。
もう高校生の兄ちゃんは どんどん後ろ向きで ホントふがいない、情けない。
でも本来は皆から好かれる好青年のはずだったのよねぇ・・・・
四つ目はなかなか厳しい環境にいる友人のお話で 五つ目は助産院をやってるふがいない兄ちゃんの 頑張り母さんの物語。
五つ目の話で助手をしてる“みっちゃん”がとても良い子だった。
どこが生きるのが楽になったり 元気が出たりするんだろ・・・・・とよく分からないんだけど、あー 結構打ちのめされても いじいじうじうじ、読んでいていらっと来る事がなかったのと 周りに励ましてくれる人がいる!
友人編では 母親はひどいし 祖母も呆けて大変なのに絶対見捨てないし、あれはえらいな。
でも読んでいて結構きつかった。
あまり元気は出ないし 気楽にもならないけど こんな風に人は 悪意と善意の中でごちゃごちゃと生きていくのね、とは思った。
画像にある万城目学の「偉大なるしゅららぼん」、こっちは面白かったです。
主人公の高校生の男の子がとても良い。読みやすい。
周りは変なヤツばっかりなんだけど 万城目学、うまいわねぇ。
終わり近く、思わずほろりときますが 楽しかったです。























せっかく大江信行さんの田村。ここまで。









