今日はインターネット上での誹謗中傷やプライバシー侵害といったトラブルに巻き込まれた場合にどのように対処すれば良いか、そしてどこに相談すれば良いかについて、6つの箇所について説明します。

 

近年、SNSや掲示板での誹謗中傷や個人情報の流出が増えており、多くの人が不安や困難に直面しています。そんなとき、適切な相談先を知っておくことは非常に重要です。

 

 

  1.警察

 

 

まず、身の危険を感じている場合や犯罪に該当する可能性がある場合は、警察に相談することが第一です。各都道府県警察には、サイバー犯罪対策課やインターネット犯罪相談窓口が設置されており、具体的なアドバイスや支援を受けることができます。

 

 

 

  2.法務省の人権擁護機関

 

法務省には、人権擁護機関があり、インターネット上の人権侵害に関する相談を受け付けています。「インターネット人権相談窓口」や「人権擁護委員」が対応してくれるので、気軽に相談してみてください。

 

 

 

  3.総務省の「インターネットトラブル相談窓口」

 

総務省にも、インターネットに関するトラブル全般を相談できる窓口があります。安心ネットづくり促進協議会などの関連機関が、有益な情報やサポートを提供してくれます。

 

 

 

  4.弁護士

 

法律的な対策(損害賠償を求める等)が必要な場合は、弁護士に相談するのが効果的です。特に、インターネットに詳しい弁護士を探し、誹謗中傷やプライバシー侵害に対する法的措置を講じてもらいましょう。日本弁護士連合会のサイトから、適切な弁護士を見つけることができます。

 

 

 

 

 

  5.NPOや民間の相談窓口

 

NPO法人やインターネット関連の民間団体にも、相談窓口を設置しているところがあります。例えば、一般社団法人セーファーインターネット協会などです。

 

 

 

  6.プロバイダーやSNSの運営会社

 

誹謗中傷やプライバシー侵害が特定のウェブサイトやSNS上で行われている場合は、該当するプロバイダーやSNSの運営会社に直接報告し、対応を依頼することも重要です。

 

これらの機関に相談することで、適切な対策を講じることができるでしょう。インターネット上のトラブルに遭った場合は、一人で悩まず、専門機関に相談して適切な支援を受けましょう。