賃貸物件に入居する時には、
ほぼ間違いなく敷金がかかります。
敷金は、入居者が負う原状回復義務(借りた時の状態に100%戻すこと)の費用としては、
先払いをしておくことになります。
このトラブルが実に多いのです。
敷金は何のためにあるのか?
大家さんのためにあります。
家賃を滞納した場合や退去費用が発生する場合、借り手が支払いをしてくれないケースもあります。
よって、大家さんには事前に、まとまったお金を預りることで、一種に保険のような役割を果たします。
敷金が返還されない主な理由は?
借り手の使い方に原因がある汚れ・キズが多く残っている場合、それを修繕するための費用として使われます。
また当然に家賃の滞納があればそれに充当されるし、それとは別に契約書に「退去時には○○交換を行う。費用は借り手負担とする。」と記載しているケースもあり、その費用に充当されます。
敷金の返還額に、納得いかない場合は?
まずは、管理会社と交渉しましょう!
大家が負担するのか?それとも借り手が負担するのか?その判断基準は、国土交通省にガイドラインが出ています。
少し見にくい資料ですが、これをベースに検討することになります。
よって、どうして納得いかない場合は、訴訟を検討しても良いでしょう!
トラブルを避けために、これだけはしておいてください!
➀入居前に、厳密には契約前に、お部屋の各箇所を写真を撮ってください。
それも日付が分かるようにしてください。
また写真を管理会社とメールで共有しておくことも良いでしょう!
もちろん、写真ではなく動画でも大丈夫です!
➁契約前に、原状回復の費用が何なのか?改めて管理会社に確認しましょう。
そして納得いかない点は、改善の交渉をしましょう!
お気に入りの物件を見つけた喜びが先行して、原状回復の費用まで考慮しないことがほとんどです。
契約の内容は、基本交渉できます!家賃の額だけはなく、原状回復の負担についても
必ず交渉しましょう!
最後に
交渉は当たり前にできます!
- 敷金の金額を下げる!
- 礼金を無くす!
- 家賃を下げる!
不動産管理会社にきちんと自分の意見を伝えてください。
その建物の入居率が高い低いにもよりますが、柔軟に対応してくれるところはたくさんありますよ。