幼少期に、感情をうまく伝えれなかった経験や、感情を抑圧された経験がある人は、
他人の感情を想定してあげる優しさを持っている。
自分の感情を上手く出せなかった経験、
正直に自分の気持ちを発信することができなかった経験、
その経験こそが、他人の気持ちを想定してあげるという
優しさに変わっていく。
故に他人の気持ち悲観的に想定してしまうと、
自分の感情も悲観的な思考を選択しやすくなる。
また、他人の気持ちを理解する能力は上がるが、
逆に自分の気持ちを理解することを疎かにする傾向がある。
つまり、自分の辛かった過去や、傷づいた過去を完了できずに、
大人になっても、その過去の犠牲者となっていることがある。
そんな人を見ると私は、言いたくなる。
『自分に噓をついても、その事を自分は一生忘れない。
過去の犠牲者にならないためにも、その時の自分の気持ちに承認を与えて欲しい。
その時はそれが最善だったと。』