親が遺言書を作成する時に、
財産をもらえる子供ともらえない子供がいる。
私が遺言書の作成をお手伝いをする時にも、
一人の子に偏った遺言書を作成する時もよくある。
では、なぜそうなるのか?
理由はいくつかある。
- 親の面倒を見ている子が、優先されている。
- 家を継いでくれている子が、優先されている。
- 親との関係性が悪い子は、貰えていない。
私の結論としては、
1が多いと感じている。(3にも繋がる)
その根拠は、
親が遺言書を書く年齢が大きい。
親がそろそろ遺言書を用意しようと考えるのは、
70歳台くらいが多い。
そうすると終末期を考えるようになる。
だんだん体の衰えを感じる時に、自分をサポートしてくれる子
は本当に心強い感じるようだ。
よって、自分の面倒をみてくれる子に財産を残したいという
流れになる。
当然と言えば、当然のことかもしれない。
もちろん、物理的に距離が遠くて面倒を見れない子もいるだろう。
ただ、月に1回、週に1回は親に電話をしたり訪問したり、
子から親にコミュニケーションを取っていくだけで、
親の子に対する印象は全く違ってくる。
親との連絡が取れていない方は、これを機会に
電話かけてあげてみては、どうですか?
我々が、この世に存在する理由を作ってくれた唯一の存在が親です。
各家庭、いろいろないきさつはあるとは思いますが、
「元気!?私は元気だよ。」
この一言だけでも、親はきっと喜ぶと思いますよ。