怪談7:子供の頃読んだ「学校の怪談シリーズ」の怖かった話3選‼ | 孫悟大のブログ

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どうも👻。

今回は俺や周りの体験談ではなく、俺が小五の頃に学校図書で読んだ「学校の怪談シリーズ」という本の中から、今でも覚えているレベルの「怖かった話3選」を話したいと思います。「学校の怪談シリーズ」記載の内容は創作の為、実体験聴きたい方はごめんなさい。でも、本当に今でも思い出すだけで怖くて仕方ないので書かせていただきます。

 

・足いるかい?

この話は現代のアプリ「読み解いたら怖い話シリーズ」でも見かける話なのですが、「学校の怪談シリーズ」の「足いるかい?」はちょっと違います。
夜中、貴方が寝てる時に不気味な声が貴方の脳内に響きます。

「足いる?いらない?」

で、どっち答えても「地獄行きバッドエンド」なのが、「学校の怪談シリーズ」の怖いとこ。

「いる」と答えた場合は股に三本目の脚をくっつけられてしまいます。

「いらない」と答えた場合はその場で超常的な力により両脚切断されてしまいます。

回避方法が「つま先迄しっかり布団で隠せばこの問いは問われない」という事でした。

俺はこれを読んだ日から、絶対つま先まで布団で隠す様にしました。今でもトラウマとしてこびりついていて、頭から離れません。

 

・¥100のVHS

まず「VHS」を知らない世代の為にイラストを載せておこう。

これがVHS。中のテープに映像を記録して視聴。

これがVHSプレーヤー。上のテープを挿入してプレイ出来る機械。今のBlurayプレーヤーみたく薄くなく凄い分厚くて、稼働限界を迎えやすかった。

 

では、解説も終わった所で本題に入ろう。

とある男が暇潰しの為に映画でも観ようと、「ビデオショップ(VHS専門の店)」に来ていた。だが、VHSは男の所持金に手が届くような値段ではなかった。(当時のVHSの相場は一本約¥10000程度。海外映画ならもうちょい高かった。)

男は諦めて帰ろうとしたが、一本のVHSが目に留まった。値段は¥100だった。ラベルには何も書かれておらず値札シールの「¥100」だけだった。男は訝しみながらも、その¥100のVHSを購入した。

帰宅した男は早速VHSを再生した。景色は主観視点で何処かの住宅街だった。「なんだこれは?」と思いながらも男は画面を眺めた。そして住宅街の景色が見覚えのある景色だった。その住宅街は男が住んでる町内だった。そして、映像は段々と男の自宅近辺に近付いてきた。男はその不思議なVHSの魔力に惹かれて見入っていた。すると、それまで走っていたカメラが一軒の家の玄関前で止まった。するとカメラマンはカバンから鋸を取り出して、玄関前の柱を削り出したのだ。視聴していた男は「おいおい、なんだこれは?」と怪しんでいたら、自宅の外から何か不審な物音が聞こえたので窓を開けて玄関前を見ると、なんと不審な男が自分の家の玄関の柱を削ってるのみたのです!視聴していた男は慌てました。男は大声を出しましたが、鋸男は一向に手を止めません。男はハッとなって原因がVHSだと勘付いて、VHSを直ぐに停止しプレーヤーから取り出しました。視聴していた男が恐る恐る玄関前を見ると、鋸男の姿は消えていました。恐れた男はその日中にVHSを返品しました。そして「¥100のVHS」は再び陳列棚で新たなる購入者を待ち続けています。

 

・感想

これめっちゃ怖くない?1990年代全盛期だったVHSに絡めた怪談で、この鋸男の正体や「¥100のVHS」が何だったのかについて最後迄明かされず、謎のVHSが再び陳列棚に戻されるだけってわけわからん不気味なエンディングが凄く怖かったです。

 

・朝

これが最後のトラウマストーリーです。
時は夏。電気代節約の為に男はアパートの二階住みなので、窓を開けて扇風機をかけながら寝ていました。
その日の朝、「クックっク」という声が微睡んでいる男の耳に聞こえてきました。男は「鳥でも入り込んだか。」と思ってましたが、どうも「鳥の鳴き声」ぽくない。男は目を開けて部屋を確認したが、床に鳥なんかいなかった。そして男がゆっくり身体を布団から起こし、部屋を見渡したらそこには・・・、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

男を見下す笑う生首が浮いていた・・・・。

 

 
では、また👻。