第八幕:ウェルビーのPC訓練のメリットデメリット | 孫悟大のブログ

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今回は「ウェルビーのPC訓練」のメリットデメリットについて語らせていただきます。

まずPC訓練もとい「WIT(ウェルビーITトレーニング)」について説明させていただきます。WITでは3種類のPC訓練に取り組む事が可能です。

1.タイピング訓練

2.マイクロソフトオフィス学習

3.データ入力

です。

順番に説明させていただきます。

1.タイピング訓練

タイピング訓練はタイピングでも3種類のやり方から取り組む事が可能でした。
1.ウェルビーが運営してる訓練用サイト「EGラーニング」上で学ぶタイピング訓練
2.ウェルビーが開発した「タイピング訓練用ソフト」からのタイピング訓練
3.個人用USBに予め保存されてる「タイピング訓練用エクセル」からタイピング訓練
この三種類から学べます。

・EGラーニング編

まずは「EGラーニング」からのタイピング訓練ですが、サイト内でも2種類の「タイピング」があり、
1.ホームポジションから初級・中級・上級・少しトリッキーな日本語のタイピング訓練
2.タイピング検定(5級~1級)
です。
1番は3分ぐらいの時間制限付きでホームポジションの上中下から数字の指の位置や、ローマ字打ちで単語を打ち込んでいくスタイルの訓練です。初級では動物や日本語能力検定試験4級~3級レベルの単語入力、中級では都道府県や日本語能力試験2級~1級レベルの単語入力、上級が一番幅広く四字熟語や慣用句にアカデミー賞授賞作品の映画のタイトル入力等がありました。トリッキーレベルは本当にトリッキーで、野球のルールや世界史や日本史の出来事等、単語というより文章入力に近い単語入力がありました。正直、これは本当にPCを触った事の無い人向けの訓練といった感じです。でも、今の現代PCが普及してきているので逆にPC触った事ある人からすると、「これ意味あるの?」ってなるかもですね。それに今の現代、ググれば初歩的な単語入力のサイトなんてごまんと出てくるから余計に「これって家で出来るじゃん?」ともなるかもですね。
次が「タイピング検定」ですね。これは全レベル共通で「10分」という制限時間内に「検定問題」をクリアする。それだけです。
・5級:全文字ひらがなでお題は童謡の歌詞(途中からカタカナも出現するが漢字は出てこなかった)文字数は200ぐらい
・4級:小学区低学年レベルの漢字入力。お題は生活の知恵や歌詞。文字数は300~400。
・3級:昭和~令和の新聞のコラムや記事もしくはエッセイの一部を抜粋した約600文字の長文入力。人名・政策・政府機関等の固有名詞が数多く出現。
・2級:3級と内容変わらん
・1級:3級と内容は変わらないけど、文字数は約700文字+常用外漢字も出現
・特別問題:各センターがタイピング訓練祭り用に用意した高難易度な過去問やレクリエーション用の過去問が集約されてる。また歌詞入力として劇場版ワンピースフィルムRED挿入歌でウタの「私は最強」やアニメ「推しの子」のOP「アイドル」等もありました。
そしてこのタイピング検定の共通が「10ミス以上が不合格」というクリア基準な為、正確なタイピング能力が要求されます。俺は1級迄はクリアしました。これも正直PCに慣れ親しんだ方からしたら「なんだよこれって・・・。」なるかもですね。確かに仕事する上でタイピング能力として「1分間に120文字以上の入力」は現代社会で要求されております。ですが、ウェルビーの抜粋した新聞記事やコラムでは敢えて難しい表現だったり、漢字が使用されていたので実際の職場で役に立つかといったスピードと正確性は役に立つかもだけど、漢字のお勉強だったら家で出来るって話ですよね。それと前のブログで話しましたが、ウェルビーのノーパソは「ジャンク品」な為、無事に「EGラーニング」が開けたとしても「ラグ」が酷く、「ラグ」によりまともにタイピング出来ないなんて事も日常茶飯事だったので、余計にやり辛さはありましたね。
ちなみに俺はタイピング練習はずっとこの「EGラーニング」を活用してました。

・ウェルビー独自のソフト編

ウェルビーの体験者やPC触った事無いレギュラー通所の利用者が最初に職員から勧められていたのがこれでした。やってる事は「EGラーニング」とほぼ変わりありませんが、これは時間制限がなく自分のタイミングで切り上げる事が可能。単語入力もこっちの方が「超初心者向け」といった感じでした。俺はある程度PCを触っていた事もあり、個別担当職員から勧められはしましたがこっちは5回も触っていません。なので、言える事はこれだけです。あとは単純にソフトがバグって開けなかった事も多々ありました・・・。
 

・Excel編

こっちも俺は殆ど触ってませんが、2回ほどやった事あります。Excelにルールとして「時間記録」と「タイピングミス検出」が付与されていて、開始と同時にカウントが始まるよう設定されてました。内容としては単語入力ではなく「文章入力」でした。これをあまり触らなかった理由はノーパソがジャンク品でExcelまともに開けなかった事や、開けたとしても「タイムカウント」の設定がバグって上手くカウントされなかった事が続いたので止めました。
 
以上が「タイピング訓練」の内容となります。これは俺の個人的な意見なのですが、ウェルビーのルール上「政治に関係する話題は禁止」なんですよ。でも、「EGラーニング」のタイピング検定3級~1級はずっと政治の話ばっかだったんですよね。主に「特定秘密保護法」についての話題がタイピング検定3級は75問ありましたが、40問以上がその「特定秘密保護法」に反対した記事・意見・コラムでした。ルール守ってねえじゃん・・・ってね。
 
 
 

2.マイクロソフトオフィス学習

次がマイクロソフトオフィスの学習です。マイクロソフトオフィスの学習も3種類ありました。
1.EGラーニング上での動画学習
2.Microsoft出版の教本を読みながらの学習
2.ウェルビーが開発した独自のMOS(Microsoft Office Specialist)模擬試験ソフトでの学習
になります。

1.EGラーニング上での動画学習編

まずは「EGラーニング上での動画学習」についてです。先程、タイピング訓練で触れた「EGラーニング」にはマイクロソフトオフィスの学習も出来る様になっていて、自分の学習したソフト「Excel」・「Word」・「PowerPoint」の中から好きなソフトを選択可能です。そしてソフトの立ち上げ~各ソフトの専門職用の上級テクニック迄を動画視聴しながら学ぶ事が可能でした。そして「ピクチャーインピクチャー」機能もあったので、例えば「Excel」なら小さくした動画を「Excel」の表に打ち込みながら学習する事も可能でした。で、この動画学習で便利なのが「個人用USB」で、USBに動画学習用のExcelの表だったり、Wordのチラシが予め保存されていたので一から自分で作成する必要はありませんでした。裏を返せば、作成済の物に入力していくだけなのでそれを作成する迄のプロセスが知りたい人からすると困りはしますね。実際、俺もUSBに保存されてた作成済に打ち込んでいただけなので、「Word」と「PowerPoint」が経験則から出来るとしても、「Excel」は上級の表計算の構築(IFとANDを織り交ぜた計算式等)だったりはちょっと自信ないかもですね。ちなみに上級の表計算の計算式構築は「IFとANDの計算式」はありましたが、そこまでです。その他の関数の計算式は「EG
ラーニング」では学べませんでした。なので、それ以上を知りたい方は独学です。

2.教本編

次に説明するのが「Microsoft出版の教本」での学習です。「EGラーニング」同様で「個人用USB」に「教本用」の作成済のソフトが保存されていたので、やはりこちらも本を読みながら打ち込んでいくだけでした。詳しいのがどっちかというと、Microsoftから出版されてる教本だから詳しさは断然こっちの方が上でした。「EGラーニング」では所々省かれていた箇所があったので、教本は全部載っていました。なので、もう既にデメリットについて気付いてる方もいると思いますが、それなら自腹で教本購入して自宅でやった方がいいじゃんってなりました。職員からはソフト学習で分からない事があっても教えてもらえず、分からなかったら教本を読みなさいと勧められるだけだったので、わざわざ事業所に通所して教本を読んで学習は意味が無いと思いました。
 

3.MOSの模擬試験ソフト

ある程度、基礎的なマイクロソフトオフィスの学習が進んだ利用者が挑戦出来るウェルビーのアプリ。模試難易度は初級~中級のみ。上級は自主的にプライベートでといった感じです。試験内容は覚えてないけど、範囲が「EGラーニング」の初級学習と中級学習と範囲から出題されてはいました。試験記録はちゃんと履歴として残され、間違えた問題があれば履歴から再度学習する事が可能でした。動画学習も付いてはいましたが、間違えた問題の範囲の説明だけで、明確な解き方や解答は動画学習なしでやりました。
とりあえず良いとこを紹介したんだけど、デメリットがまず繰り返し挑めるけど問い毎に出題範囲が決まっているのですが、範囲から別の問題がランダムで出されるという訳ではなく、毎回同じ問題しか出題されません。なので、何回か復習したら答えを丸暗記出来ちゃった訳なんですよね。おまけに初級と中級問題が混ざった総合的な模試も、別に問題内容が変化しているという訳ではなく、そのまま初級の模試と中級の模試からランダムに出題されてただけでした。おまけに模試に挑戦する前に「練習問題」でウォーミングアップする事も出来ましたが、「練習問題」もまさかの「模試」と全く同じ問題だったのです。なので、練習で解答暗記したら模試なんか何の苦労もせずに突破可能だった訳です。
そして次のデメリットがアプリのバグです。このアプリ物凄くバグりやすく、例えば「Excel」の長ったらしい計算式をド忘れてしてしまい、問題をスキップしようとするこれがスキップ出来なくて計算式を書き込まないと次の問題に移る事が出来なかったのです。これが関数の計算式だけのバグで、他の問題は問題なくスキップ可能でした。で、適当に初歩的な関数の計算式打ち込んでも「この計算式は当てはまりません」と表示され、結局そこから一生動けなくなるのです。まだ練習問題は解答付きなので、解答見ながら入力可能でしたが、模試本番は解答が無いのでド忘れて計算式を埋めれなかった場合はもうアプリを再起動かければいいや‼と思ってXをクリックしたら、「正しい計算式を入力して下さい。」と再び表示されました。また、トイレで一時的に離脱してスクリーンセーバーがかかってしまうと、何故かこのアプリ解答や説明をクリックしても表示されないというバグもありました。どちらも職員に通達して個別担当職員が「本社に伝えておく」と言ってましたが、結局改善される事はありませんでした。
そしてこのアプリの最悪のデメリットが、「練習問題の履歴が記録されない」事です。模試はちゃんと履歴として記録されてましたが、練習問題は全てが解答して間違った問題はその場では表示されましたが、記録として残らないし、残されなかったのです。なので、もし模試対策の為に弱点や苦手な範囲を徹底勉強したかったら、模試を受けて、第1問でソッコー「試験を終了する」をクリックして、「模試0点の記録」を残すしか繰り返しの勉強が出来なかったのです。
 
以上がウェルビーのマイクロソフトオフィスの学習になります。タイピング訓練と同じですが、「家でも出来るじゃん」とは思うし、中途半端に説明が抜けた動画学習やバグだらけのアプリで勉強するよりも家でググって勉強した方が確実に身には付くし、やりやすさも遥かに上です。また、ジャンク品なノーパソだからまず「EGラーニング」やアプリへのログイン以前に立ち上がるかどうかすら怪しいノーパソでした。ちなみにウェルビーのノーパソがジャンク品なら、自分のPCでログインして学習すればいいやと考えたそこの貴方‼それはやめた方がいいです。個別担当職員がそれぞれ受け持ちの利用者のIDとパスを保持してて、訓練終了後に訓練時間外にログインしてないか巡回してるのでやめましょう。オマケにログインの時間帯も記録として残されます。
 
 

3.データ入力

ラストのPC訓練が「データ入力」です。これもウェルビーが独自で開発したアプリらしく、4種類ぐらいの「データ入力」がありましたが、俺が挑んだのは「アンケート入力」と「伝票チェック」でした。
「アンケート入力」は打ち込み作業で、打ち込みのサンプルが表示されるので、そのサンプル通りにアンケート集計用紙に「氏名・電話番号・住所・メルアド・アンケート結果」を順々に打ち込んでいくだけです。これも「練習モード」と「試験モード」があって、「練習モード」では入力ミスがないかチェック機能が付いてますが、「試験モード」ではチェック機能は失われ、また入力するメルアドが「練習モード」では簡易的だったのに対して、「試験モード」では複雑な羅列のメルアドとなり難易度が上がりました。ちなみに「試験モード」の正確な合格範囲は設定されておらず、タイムアタックとして「15分~45分」迄ありましたが、10問連続でミスなく入力出来たら合格でした。
伝票チェックはサンプルの数字を入力するだけでした。これは2回ぐらいしかやった事がないので、もううっすらしか覚えてません。
デメリットは「試験モード」の回答が「EGラーニング」内に保存されてたらしく一回ログインしないとならない二度手間があり面倒でしたね。このアプリはバグはなかったので、時間潰しには使えましたね。後はミスなく入力してないかどうかの「チェックする目」と「慎重さ」も身に付ける事が出来ました。でも、正直この簡単な「データ入力」がどこまで実際の職場で活かせるかは明言出来ません。
 
 
以上がウェルビーのPC訓練となります。結論、「自宅でも出来る勉強」です。特にマイクロソフトオフィスの学習はウェルビーに頼る必要が全くなく、バグだらけのアプリや抜け落ちがある動画学習で学ぶくらいなら、自宅で教本もしくはYoutubeを視聴しながら学んだ方が遥かにマシです。タイピング訓練に関しても同じで、ラグによりタイピング速度が追い付かず入力完了するまで待たないとならなかったので、それなら自宅の自前のPCで無料のタイピング訓練のサイトで学んだ方がイライラせずに学ぶ事が出来ます。てか、俺の時代ではまだ小中学校でPCが取り入れられてなかったけど、今の小中学校ってPCの授業を積極的に取り入れてるらしいので、タイピング訓練そのもがこれからは不要になるかもですね。
 
 
ちなみに、俺がいた事業所の職員の殆どが「ホームポジション」すら身に付いてない職員だらけでした。主任に至っては「ホームポジション」出来ない事普通にフランクに話してました。出来ない連中に「やれ。」とか「覚えろ。」言われてもヤル気起きねえんだよな。
 
そして何より忘れないでいただきたいのが、デメリットのブログでも触れましたが、「ウェルビーのノーパソは基本ジャンク品」レベルで性能がクソという事です。毎回、電源立ち上げるだけで約15分~20分かかり、立ちがったとしても画面がフリーズしてカーソルもずっとクルクル回り続て何もクリック出来ず、タスクバーの表示だけで5分以上かかり、漸く全てが無事起動した状態になって「よし、訓練始めるか‼」と「EGラーニング」にログインしようとGoogleをクリックしたら良ければカーソルが10分以上クルクルして、悪ければ画面が「真っ黒」もしくは「真っ白」になってクラッシュして落ちる・・・。おまけにウェルビー職員の中で誰も適切な「修理」やリカバーのやり方を知らず、ただひたすら「キャッシュアクリア」させれば動作が早くなると思い込んでた始末・・・。結局、何十回も全台「キャッシュクリア」させても全く動作パフォーマンスは上がらず、性能改善もされず、逆に劣化してました。だから腱鞘炎と自転車破損した時に在宅訓練に一時的に切り替わった時は自宅のPCでPC訓練に取り組めた時は「天国か‼」となりました。スムーズに起動して、スムーズに処理されて、スムーズに立ち上がる事がこれほどまでに嬉しい事だとは‼って感覚になりました。
 
 
では、またウインク
 
・ウェルビー通所のデメリット前編動画: