第四幕:ウェルビーの面接練習のメリット・デメリット | 孫悟大のブログ

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どうもニコニコ

 

これからは思い出した順にはなりますが、ウェルビーのカリキュラムや俺が受けてきた訓練を元にメリット・デメリットについて語らせていただきます。

で、本日は面接練習について語ります。

 

ウェルビーでは就活の時期になると必須訓練になるのが、この「面接練習」。応募書類作成と同時並行で進めてかなければならない。当然、この面接練習にもメリット・デメリットが存在する。順を追って説明させていただきます。

 

まずはメリットから。正直、メリットが1つしか思い付きませんでした。

面接練習唯一のメリットは、

自分の弱点が箇条書き一覧表となっていて分かりやすい点ですかね。面接練習前に職員から「面接練習評価表」というプリントを渡されます。そんもプリントには面接練習においての自らの「クセ」だったり、弱点・障害特性等を客観視する為に簡易的に「出来た・出来なかった」にチェックを付けれるようになっていました。なので、面接においての自らのクセ・弱点の克服や障害特性を知るチャンスにはなります。

ですが、これにはデメリットもちゃんとあって、プリントに書かれてる弱点・クセ・失敗項目については、個別担当職員の匙加減によります。面接練習の初回は必ず自身の個別担当職員と行うのですが、担当職員によってはクセ・弱点・失敗項目の文章が分かりやすく、自分で振り返った時に「なるほどね。」と納得出来ますが、俺の個別担当職員みたく言い回しや項目の説明文が分かり辛く「はあ?」ってなる事もあります

。また、俺の個別担当職員みたく、一から構築した訳ではなく、ネットや大企業の面接官が複雑な単語と文章しかない面接練習チェック表を持ってこられた日には、分かり辛さ満載でチェック出来ずに白紙で提出する羽目になります。勿論、質問しましたが、個別担当職員曰く、「質問したら自ら客観視する意味ないでしょ?」と・・・。こっちは言葉の言い回しが難し過ぎて分からねえんだってムキー

 

それではデメリット本題に参ります。

 

1.誰が正しい?

これがウェルビーの面接練習において最大のデメリットです。

結論から話すと、意見が食い違い過ぎてどっちを信じるべきか混乱する。例えば、初回練習で個別担当職員からのアドバイスを元に第二回の練習相手に主任や別の職員に面接練習をお願いして個別担当職員のアドバイスを活かしたら、職員それぞれのやり方や守ってるマナーが違い過ぎて。誰のどのアドバイスが正しいのかが全く分からん。分かりやすい例を出すと、例えば面接室の入退室について。

・俺の個別担当職員:「面接官にケツ🍑向けたら駄目だから、ケツを向けない様に蟹歩きの要領で入退出しなさい。ドアノブも両手で回しなさい。」

・主任相手:「入退室時にケツ🍑を向けるのは仕方ないし、両手でノブ回してたら不自然に見えるから片手で大丈夫。」

・別の職員「退室時にケツ🍑向けても良いけど、入室時は向けない様に気を付けて」

こんなのの繰り返し。

また先の話で出た「練習用チェック項目」も職員毎に別々のフォーマットのものを持っていて、共通項目が一切無かった・・・。なので、1センターに大体職員が6~7人は所属しているので、Max7人分のクセ・弱点・障害特性・失敗項目をクリアしないと、就活してても企業の面接に合意が貰えないという身勝手な話。勝手に就活ハードルガンガン上げられるだけ上げて、「健常人はこれを何の苦も無くこなしているのですよ。」と涼しい顔で言われました。

で勿論、一般企業に勤務してる友人や別の福祉の方に聞いたら「それ普通じゃない!」って驚いてました。

2.そもそも予約取れない・・・。

第三幕で触れましたが、ウェルビー職員は足りてません。

午前中は主任含め四人ぐらいいるのですが午後になると主任と職員一名が営業で外出してしまい、二人だけになったかと思うともう一人も別に営業行ってしまったり、面談で終了時刻の15時迄いなくなるので、結果として電話番の一人しか残りません。

事前予約しても、結構営業での外回りでいない日が多かったので予約取るのが凄く難しかったです。また、立て続けに個別担当職員と面接練習出来ません。それに面接予約も利用者自身で予約しないといけません。で、職員の都合が悪くて予約取れずに日々を過ごしていると緊急面談組まれて、「なんで次の面接練習しないんですか?」と詰め寄られる始末。聞いても都合悪い日が続いてダメだったと説明しても「発想が足りない。」・「工夫がない。」といつものお決まりの言葉・・・ゲッソリ

皮肉だけど、面接練習の予約取れないくせに事あるごとの面談の時間だけは直ぐ取ってきたんだよね真顔

なんで、面接練習するならYoutubeで面接練習の動画視聴した方がいつまでも予約の取れない職員待つより練習になります。

 

3.一番知りたい事を知れない

これが最大のデメリットです。結論から話すと、面接で緊張してテンパった時や言葉が詰まった時の対処法や落ち着く方法は教えてもらえません。

発達障害共通なのかもしれませんが、「人前で喋る時に次の言葉が出てこない」や「何を言うべきか分からないから焦る」なんて事あると思います。でもウェルビー職員はそういう肝心な事に関する対処法を教えてくれません。相談しても、「ご自身で見つけなさい」と言われるだけでした。その方法が分からないから契約して通所しているのに、自分で見つけろだったら通所の意味ないじゃんって話なんだよね。

で、言われるがままにネット検索で探した方法を実践したらしたで、今度は「それウェルビーで教えてませんよね?」や「ネットなんてアテにならない。」と言われる始末・・・。

もう混乱ですよね?ウェルビーの座学カリキュラムで「面接」に触れはするけど、肝心なとこは知れず、自分で見つけてきたらウェルビーで教えてないからダメって・・・。そもそも教えてすらないのに、ウェルビーを強調する意味が分からない。

 

以上です。

とりあえず言える事は「ウェルビーの面接練習はハードルを無駄に上げられるだけで気持ちが圧迫されるし、そもそも一番肝心なアドバイスが欲しくてももらえない」なので、やる意味は本当に無意味。大体、数こなせば平気って言うけど、確かに場数は大事だってのは理解出来る。でも、それはちゃんと対処法を知った上での場数の話だ。どんだけ場数踏んでも結局、対処法を知ってないと失敗が重なるだけ。それを教えもせずに「場数踏めって」アドバイスがおかしいわ。

 

また何か思い出したら投稿します。

 

では、またウインク