ザ・ハンドパワー

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手の病気に関する情報を紹介しています

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腱鞘炎で痛みや痺れを感じたり、指先などに引っ掛かったりするような違和感を覚えたら、整形外科を受診しましょう。一般的に内服薬や塗り薬、湿布薬などが処方されると思います。また、忙しくて病院に行く時間がない場合には、ドラッグストアなどで市販されている湿布やスプレーなどを購入すると良いでしょう。その際には、効能の欄に、「腱鞘炎」と明記されている商品を探すようにします。インドメタシンやフェルビナク配合の物が効果的でしょう。一時的にでも症状が緩和されるため、かなり楽になると思います。そのまま、患部に負担を掛けないようテーピングなどで固定していると、大体は1~2週間ぐらいで痛みが引いてきますので、その後は徐々に動かすようにして、腱が固まらないように意識してください。もし、どうしても痛みが強くて我慢出来ないような場合には、患部にピンポイントでステロイドを注射する方法があります。ステロイドは即効性や効果が高く、1回の注射で症状の改善が期待出来るために、短期間で治したい場合にもお勧めです。しかし、ステロイドを注射する場合には、腱と腱鞘の間に確実に薬液が入らないと効果が現れにくく、医師の腕で結果が左右されてしまう場合もあります。それに、稀にですが副作用で吐き気や気分が悪くなる場合もありますので、ステロイドを使用する際には注意が必要です。内服薬や湿布、またはステロイド注射でもなかなか痛みがひかないような慢性的な腱鞘炎の場合には、患部を手術する方法を検討する必要があるでしょう。

 

変形性関節症のうち、稀に発生する変形性肘関節症ですが、その治療法には一体どのようなものがあるのでしょう。

変形性肘関節症の治療法は、関節症が軽い時期には保存療法を行います。

保存療法には、消炎鎮痛薬などによる薬物療法や、患部を温める温熱療法、関節内注射などがあります。

日常生活においては、肘に負担をかけないようにする事が大切です。肘の関節にかかる負担を軽くする為、腕の筋力アップや肘の動きを良くする運動を取り入れると良いでしょう。

しかし、保存療法の場合、痛みが軽くなったとしても、変形性肘関節症の進行を抑えられた訳ではありません。

根本的な変形性肘関節症の治療としては、やはり手術療法を行う事になります。

手術療法では、尺骨神経が締め付けられている場合には肘部管症候群と言ってオズボーン靭帯の切離と上腕骨内側顆部切除術を併用して行うでしょう。

橈骨頭を骨折した後に、前の腕がスムーズに動かなくなり、日常生活に支障がある場合には、橈骨頭切除術を行います。

関節を動かせる範囲が狭くなった場合には、改善する為に関節内の遊離体を摘出したり、骨棘や炎症滑膜の切除をしたりする関節形成術を行うのです。

また、もし、変形が進んでいる「リウマチひじ」の場合には、肘の関節を摘出して人工関節に置き換える手術もあります。

手術を行った後は、無理をすると再び症状が進行する場合もある為、手術後は肘を酷使しないよう心掛ける事が重要です。


 


変形性肘関節症とは、肘関節の軟骨がすり減って、肘に痛みや変形などが発生する退行性疾患で、変形性関節症のうち、肘での発生率は1~2%と稀だと言われています。

けれど、最近では、パソコンなどの普及によって発生率は少しずつ上昇傾向にあるようです。

軟骨は、骨にかかる衝撃を和らげるクッションのような役割を果たしていますが、この軟骨部分がすり減ってしまうと、硬い骨同士が直接触れ合う事になります。

骨と骨が擦れ合うと、骨の端には「骨棘」という骨のトゲが出来て、それらが神経を圧迫したり、刺激したりする事で痛みや変形などの症状が発症すると言う訳です。

左右両方の肘の関節に発症する可能性がありますが、一般的には利き腕側の肘に発症するケースが多いでしょう。

変形性肘関節症の主な原因は、肘の使い過ぎによるものだと考えられており、実際に野球のようなスポーツ選手や大工職のような仕事で、長年にわたって肘を酷使してきた人に多く見られる症状です。

しかし、一部では、肘の骨折や脱臼、関節炎の後遺症や血友病、先天異常などに伴って発症する場合もあります。

また、原因がはっきりしないような加齢に伴う症状の場合には、一次性変形性肘関節症とも呼ばれています。

肘を動かすと痛みを感じ、除々に肘の曲げ伸ばしが困難になるようでしたら、早急に整形外科を受診するようにしましょう。

そのまま放って置くと、肘の関節が動かなくなってしまう場合もありますので、注意が必要です。