ハンチョウの初単行本化と、トネガワ5巻の発売日が被っていることを記念する意味もあるのでしょうか。
今月のヤンマガサードにて、まさかのコラボが実現しました!
ちなみに漫画の担当はトネガワの制作チームです。
公式ですから正史としていいと思うので、両者に面識があったとは意外だね・・・。
それにしてもヤンマガサードは久々。
ハンチョウの読み切り掲載の為に買った、昨年の2月以来ですか。
ちなみにコラボ特典として、二人のしおりが挟まっていました。
お、これは実用性があっていいね。
メタリック生首バージョンでネタに走るか、スタンダードな恰好の右側で無難に使うか。
迷うな・・・でも早速使おう。
それでは感想・・・
或る日のランチタイム、空腹の利根川はまたも「あの」店へ・・・!
→ビギナー時代の話・・・!
へえ・・・!利根川、あのエピソードの後もかつ澤に通っていたのか。
(トネガワ・第17話参照。http://ameblo.jp/fake-or-bluff/entry-12162952521.html)
利根川は過去の失敗をふまえ、他店の並盛にあたるレディースサイズを注文。
今回こそは静かなランチとなる・・・かと思っていたその時!
奇跡のツーショット・・・!(゜д゜;)
かなりお腹を空かせてきた、と店員の忠告にも耳を傾けない班長。
しかし・・・その余裕の表情からも、大盛りの程度を把握していないのは明白です。
このかつ澤では、注文は大盛り優先。
利根川は待たされることになりますが、過去の記憶が蘇り、事の顛末に興味津々。
そして数分後、班長の元へ大盛りが運ばれてきました・・・!
ああ・・・やっぱり知らなかったのか。
班長は事前にプランを決めて外出しますから、実は相当な大食いであり、この量も承知の上で注文したのか・・・と思っていました。
人間、本当に追い込まれると笑ってしまうと聞きますが、この班長の表情はいいね。
とはいえ・・・メニューにも警告されている以上、それを読まずに注文したのは自己責任ですね。
利根川は、頼めば貰える調味料等を使えば攻略できることを知っていますが、他人の不幸は蜜の味。
明らかに狼狽える班長を横目に、敢えて何も言いません。
そうこうしていると・・・例のごとく店員が、カメラを片手に駆け寄ってきました。
利根川としては、まるで以前の自分を見ているかのよう。
ブレイブメンロードではありませんが、ここは安全であることの愉悦に浸りたいようです。
が、ふと気づくと・・・班長がこちらをジッと凝視していました。
その理由は、
そうだった・・・利根川も写真を撮られたんだったね。
バレてしまったか。
ドヤ顔で完食経験がある人物が横にいる状況、これはもう・・・救いの手を求めるしかないな。
まあ、そうなるよね。
私も、恐らく恥を承知で同じことをしただろうな・・・。
しかし・・・今日の利根川は大食いチャレンジに来たわけではなく、ごく普通に昼時を過ごしたかっただけ。
これはもちろん、迷惑行為に他なりません。
全て自業自得であり、大の大人が甘えるな、と班長を一喝。
つべこべ言わずに・・・男なら大盛りくらい一人で食い切ってみろ、と突き放しました・・・!
反論できるはずもなく、苦悶を浮かべながらかつ丼と対峙する班長。
方や、大人の威厳を見せつけて涼しい顔の利根川でしたが・・・
男らしいレディがいたようで・・・!
うわ・・・!これは気まずい(^_^;)
利根川は言い訳しようとしますが、班長は笑いながらそれを遮り、レディファーストだから・・・と先に食すように促しました。
ここまでコケにされるのは、帝愛の最高幹部としてのプライドが許しません。
利根川はすぐさま店員を呼びつけると、即座に大盛りを注文!
完食達成者の再挑戦。
沸き立つ店内の空気に、班長も押されて臨戦態勢。
結局・・・
グルメな大槻はもちろんですが、利根川も最近まで節制を強いられていたわけですから、油ものへの執着は人一倍のはず。
果たしてどちらの根性が上回るのか・・・!?
死闘の結果は・・・
共倒れ・・・!(;´Д`)ノ
無駄にプライドを張り合ったのに惨敗かw
まあ・・・今回は二人とも主役ですから、どちらを勝たせるわけにもいかなかったのかもね。
とはいえ、利根川は以前は完食しきったにも関わらず、今回は相当の量を残しています。
思えば・・・完食した際の利根川は「稀に見る」空腹、でしたが・・・今回は「中々の」空腹。大盛りを収めるほどの胃袋の状態ではなかったのかも。
正直、今回は利根川と大槻がコラボした事自体が大サービスですが、
設定が焼き直しであることもあり、展開の意外性やパンチはやや抑えめだったかな。
まだまだ、二人を絡める展開には可能性がありそうですね。
今後また機会があれば、再びコラボした作品を見てみたいな。その為にも、両作品ともに長期連載となることを応援しています。